連載:気まぐれゲーム雑記 第849回:公開されるゲームはプレイアブルである事が望ましい
グラフィックの良い悪いを言及したい人も多いのが現実
プレイアブル状態で出す事が一番望ましい
AZです。攻略記事はまたもやストックが切れたので、今しばらくお待ちくださいませ。……いやほんと、ちゃんと頑張ってますから!
それはさておき、Ubisoftの最高経営責任者Yves Guillemot氏が、E3 2015ではゲームをプレイアブルで公開するように徹底していた事が明らかになっています。
Ubisoftのオープンワールド・ゲーム『Watch Dogs』は、初公開時のデモ映像と製品版のグラフィックに大きな差があるとして批判された。
今年のE3にはその教訓が活かされていると、Ubisoft最高経営責任者Yves Guillemot氏が語っている。
Yves Guillemot
2015年のE3では、ゲームがターゲット・マシン上でプレーアブルになるよう徹底した。何かを公開する時は、ゲーマーがその場でどんなゲームか体験できるようにするよう、プレーアブルで公開するようにとチームに周知徹底した。それが『Watch Dogs』での体験から学んだ教訓だ――ターゲット・マシン上でプレーできなければ、リスクになりえるんだよ。[引用元:Choke Pointさん]
いやまぁ、ほんとそうでしょうね。
初出で出てくるPVとなれば、概ね「PV詐欺」やら何やら何かとヤジが出てくるのは言うまでもない事でしょう。それがリスクになるというのも、当然の結論ではあります。
もとより、大手メーカーでは高性能なPCでゲームを開発しているわけで、それで作られたものをPS4やXbox Oneなどの家庭用機に最適化すれば、それ相応のクオリティになるのが現実です。多くの人が高価で高性能なゲーミングPCを使っているならまだしも、家庭用機も含めるとなればクオリティ面で変化があるのは仕方がない事でしょう。
また、プレイアブルの方が、PVがでてくるたびに「結局ゲーム内容は何なの?」といった事を考えずに済むわけで、見応えも多い事が予想できます。とはいっても、見せ方が上手くないと興味を持ってもらえないというのもあるわけで、PVとプレイアブルの使い分けは今後も必要な事に変わりはありません。
どれだけのメーカーが実機プレイを重視するかはわかりませんが、すでに実機でアピールしているタイトルも見受けられるようになりました。今後も、「実機」でのゲーム体験を見せつけていって欲しいモノですね。
:Ubisoftが、E3 2015の出展ではプレイアブルにするよう徹底してたよーってなお話です。
:そりゃまぁ、PVとゲーム本編を比べて、クオリティが落ちてりゃPV詐欺と言われても仕方がないしな。
:だからこそ、プレイアブルが重視されて当たり前じゃなかろうかと。もちろん、PCオンリーってなら最初からそのクオリティで良いとも思うけどね。やっぱり、最先端のゲーミングPCと家庭用機じゃ価格や性能に差があるのはどうにもならん事だし。……マルチデバイスの時代だからこそ、対処しなきゃならん事なのでしょうなぁ。
:ま、どのメーカーも比較的早い段階でプレイアブル映像を出して欲しいという事で……。