再来の予感です。
出展しないのは物寂しいけど、ある意味仕方がない
日本ではさらに厳しい情勢
AZです。最近、近場で工事をしているのですが、半端ないうるささで頭痛が止みません。
それはさておき、日本マイクロソフトは東京ゲームショウ2015に不参加となったことが明かされています。
「2015年は専用タイトルを含む魅力的ゲームラインアップをXboxで提供してまいります。今年、マイクロソフトは東京ゲームショウに出展いたしませんが、ファンの皆様や報道関係の皆さまにXboxの最新情報をお伝えするべくさまざまな準備をしています。こちらについては、ご案内の準備が整い次第、お知らせいたします」
(日本マイクロソフト Xbox カテゴリーマーケティンググループ 井上正之氏)[引用元:ファミ通.com]
それまた残念ですね……。
こういった流れを以前どこかでも見たような気がしたわけですが、2012年も日本マイクロソフトは不参加を表明し地域ごとに独自のプロモーションをおこなったという経緯があります。そのときと、同じようなシチュエーションになっているのは、言うまでもないでしょう。まぁ、日本市場はほかの諸外国に比べても圧倒的に厳しいのは言うまでもないので、仕方がないという一面があるのも、否定しがたいわけですが……。
また、2012年の時と同様に、独自でイベントをやっていくような雰囲気も出しています。2012年の時は、秋葉原でイベントをおこなったわけですが、ある意味ハードの普及が進んでいないならピンポイントでファンにアピールする方が効果的……なのかもしれません。
もとより、Xboxシリーズは初代の頃から日本でも厳しい市場形成をしてきました。Xbox360時代には、RPGに全力投球するといった荒技もみせたわけですが、やはり全体的には良い結果とは言いがたいモノになってしまっています。それに、家庭用ゲーム機の売り上げが以前よりも鈍くなっていますし、ただでさえ厳しかったXboxシリーズはXbox Oneになってから本当に手厳しい状況です。
本家たるマイクロソフトは、マルチデバイスの時代である事をアピールし、Windows10とXbox Oneを連動させるなど、PCと上手く融合させるような動きも見せています。2015年は不参加となった日本マイクロソフトですが、日本でのXbox事業をどのように舵取りしていくのか、今後も注目しておきたいですね。