コーエーテクモゲームス、「異世界無双」の商標を出願
無双やアトリエシリーズでお馴染み“コーエーテクモゲームス”ですが、「異世界無双」の商標を出願したことが話題になっています。
なるほど……。
この商標が何を意味するのかは2点あり、“登録されれば”コーエーテクモゲームスが「異世界無双」というタイトルを使う事ができるようになる事と、他社が「異世界無双」の商標を使う事ができなくなる、ということに集約されます。ライトノベル界隈でいわゆる「なろう系」の作品が躍進しておりますが、“無双”やら“異世界”といった単語は「なろう」系ライトノベルのタイトルとして多く使われている単語であることに間違いありません。“無双”シリーズを出すコーエーテクモゲームスとしては他社が何かしらの作品をゲーム化する際にそういったタイトルを使わせないようにする、というディフェンス的な意味合いをもっているのは否定しがたいところでしょう。なお、コーエーテクモゲームスは他にも「転生無双」「学園無双」などといった商標を出願しているというのは、留意しておきたいところです。
もちろん、コーエーテクモゲームスが色んな「なろう系」の作品の版権をどうにかして「異世界無双」なるモノを作るという可能性もあります。角川あたりと組めば、作品数も結構集まりそうなところでしょうか。更にそういったことは可能性の一つにしか過ぎず、当然ながら「完全オリジナル」としてコーエーテクモゲームスが作り出す可能性もあるわけです。現時点でどういう扱われ方になるのかはわかりませんが、“色んな意味で”面白い展開になる事を期待したいモノですね。
:コーエーテクモゲームスが「異世界無双」の商標を出願してるぞーってなお話です。
:ど、どうなの? ソレ。
:うーん、正直なんとも。出願したという事は、本当に作るつもりかどうかはさておいて、他社にそのタイトルを使わせないというディフェンス的な効果は発揮するんだよね。その上で、本当に作るかどうかって話題になるのだと思うよ。作るなら作るで、版権集めてきたりゲームルールどうするか等々を考えるのは一苦労しそうだけどね。……案外版権モノじゃなくて完全オリジナルで来る可能性もあるけど。
:つまり、何かしら続報があったら“本当に作っていた”という事になるわけか……。