連載:気まぐれゲーム雑記 第800回:MODはプレイヤーのためのモノである

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Steam

プレイヤーがいて、作る人がいてこそMODなのです

日本じゃ流行らないMODは今後も賑わい続けて欲しい

AZです。気づけば、800回も雑記をほぼ毎日書き続けているようです。

それはさておき、Skyrimにて有料MODの販売が開始された……と思ったら数日で停止されたわけですが、わかりやすい停止の理由はMODコミュニティから大きな反発があったといっても過言ではないでしょう。それら、MODの有料化について今一度整理しておきます。Valveの公式発表を要点のみまとめると、次の様な感じです。

  • 当初有料MODを導入した理由は、MOD制作者達が好きなだけ時間をかけてMOD開発に専念できるようにするためと、そこにより良いサポートを導入するためだった
  • Valveのシェアリングモデルは過去に上手くいったが、有料MODの導入はこれまでと明らかに違うケースになってしまった
  • 過去の成功例とSkyrimのWorkshopに有料MODを加える事の違いを過小評価していた
  • 有料MODの販売停止をした理由は、自分達が何をしようとしていたのかを十分に理解できていなかったから

[情報元:Steam

大体こんな感じでしょうか。

有料MODを導入する事は、色々と問題がおきる事も予想されていました。特に問題になりそうなのが、盗作です。他にも、金銭でのやりとりが発生する以上は、諸問題が起きた際に大きな「責任」が付きまとうことになるわけですが、実際そこまで考慮する人達がどれくらいいるのかは未知数なところでしょう。

一方、SkyrimのMODがDLできるコミュニティNexusでは、MOD制作者に対して寄付、いわゆる投げ銭をする事が可能になっています。今のところ、それがMOD制作者に対して、一番無難なところになりましょうか。MODは、そもそも「導入自体が自己責任」なだけに、あくまでもメーカーや管理側は「管理をするだけ」のスタイルが一番望ましい様な気はします。

この一件で評価すべきは、コミュニティの意見を汲み取って有料MOD自体を中止にした事です。色んな意味で可能性があったMODを、収益としてどうにかしようと思うのは企業として当然の試みでした。しかし、自分達に落ち度がある事を明確にしながら中止を早期に出したのは、企業としてもフットワークが軽かったと評価すべきところでしょう。

コミュニティが荒れるほど有料MODに大きな反応をみせる事となった一件ですが、やはり基本的にMODというのはプレイヤーのためのものであり、そこに企業が介入してくるというのは難しいところなのかもしれません。日本のゲームでは厳しいモノがありますし、PCゲームだからこそできるMODですが、今後とも色んな可能性を模索しながらよりMOD制作者にとってより良い環境になっていく事を期待したいものですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第800回:MODはプレイヤーのためのモノであるに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:有料MODの発売中止な件について、MODはやっぱプレイヤーのためのモノなのだなぁと思ったわけです。

しゃきーんさん:まぁ、そこに企業が介入して良い事は余りないよな。

しょぼーんさん:企業が収益にしたいと願うのもわからんではないけどね。でも、MODでもコピー問題はあるし、やっぱりお金貰っちゃったら不具合起きるたびに責任とらないといけなくなるから、それはもう気軽にやるって問題ではないかと。……MOD制作者にとって、一番良い環境になる事を願いたいもんっすなぁ。

しゃきーんさん:まぁ、Valveも最初はそう考えてただろうけどな。

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