連載:気まぐれゲーム雑記 第1024回:アマゾンがスマホ向けゲームの開発と販売を強化するそうです
色々やりたいけどゲームでは成果が見えないアマゾン?
アマゾンがどこまで頑張るか
AZです。任天堂の次世代携帯ゲーム機として報じられてる「MX」なるモノは、あまり真剣にとらえず正式発表を待ってた方が良い気がしてなりません。
それはさておき、アマゾンがスマホ向けゲームの開発と販売を強化すると日経が報じています。
米アマゾン・ドット・コムはスマートフォン(スマホ)向けゲームの開発や販売を強化する。24日、同社の世界各拠点の幹部を招き、日本のゲーム開発会社の社員らと交流するイベントを都内で開く。評価の高い日本のゲーム制作ノウハウを取り込んで、世界で販売を増やす狙い。
24日から3日間、米国や欧州、中国などアマゾンの世界拠点から約90人の幹部が集まる。イベントのメニューは日本のゲーム開発会社との交流だけではなく、茶道の体験などを通じて日本文化を知り、「世界展開するゲームの改善に生かす」(米アマゾンのロバート・ウィリアムス・ディレクター)という。
日本のゲーム会社との連携を強化するのは、日本が米国と並ぶ世界最大の市場と見ているためだ。世界のモバイルゲーム市場規模は250億ドルでそのうち日米はそれぞれ50億ドル規模とみられる。
[引用元:日経新聞]
どこまで本気を出しますかね?
アマゾンは、かねてからゲーム事業への参戦やゲームエンジンの無償提供などでほのかに話題を提供していたりもするわけですが、その実態として成功しているというイメージには結びついていない気がしないこともありません。そういったあたりで、スマートデバイス事業が巨大である日本市場を視察し関係強化を狙うというのは悪いことではないでしょう。まぁ、“茶道の体験”がゲーム事業に役立つかどうかはさっぱりわかりませんし、そもそも日本でちゃんと茶道をやったことがある人ってどれくらいいるかもわかりませんけど……。
一方で、日本と海外ではその稼ぎ方や運営の在り方もそれなりに違うわけで、アマゾンがそこをどう活かすかがポイントになりそうなところでしょうか。日米の違いをどう解消するのかは見えてきませんが、とりあえずゲーム関連コンテンツを開発会社と共同開発するということなので、サントラなどはアマゾンから配信されるというケースが多くなる様な気はさせてくれます。
今後、アマゾンがどれほどゲーム事業に本気を出すかはわかりませんが、CryEngineベースの「Amazon Lumberyard」は今後VR対応をするということですし、今回の一件もあわせてまだまだやる気である事は窺わせています。アマゾンお手製のゲームがどのような話題を作るのか、色んな意味で楽しみに見守っておきたい限りですね。
:アマゾンがスマホ向けゲームの開発と販売を強化するよーってなお話です。
:ふむ。アマゾンのゲーム事業ってどうなんだろうな?
:んー、成功してるってイメージはないかなぁ。少なくとも、ゲームエンジン発表したりして動いているような印象はあるんだけどね。まぁ、まだまだこれからってところなのかもしんないから、ゲームエンジンの行方も含め見守っておきたいモノですな。……「Amazon Lumberyard」を使ってる日本の方ってどれくらいいらっしゃるのでしょう……?
:汎用的なゲームエンジンは、だいたいUnityかUnreal Engineに落ち着いてるからなぁ……。