連載:気まぐれゲーム雑記 第1040回:2016年のSteamサマーセールも開始されたので個人的オススメタイトルを紹介

Steam

今回もしっかり厳選します

今回もセール対象タイトルかつ自分でプレイしたことがあるモノのみを紹介

AZです。積みゲーが深刻なレベルで溜まりすぎてデンジャラスムード満載になっており、どこから手を付けて良いのか悩ましい状況に陥りましたが、がむしゃらに頑張らせていただきます。

それはさておき、2016年のSteamサマーセールも無事開始されたので、前回同様に個人的オススメタイトルを紹介していこうと思います。ルールもほぼ変わらず、セール対象タイトル(目安として価格の上限は2000円前後)かつ、自分でプレイした事があるモノのみです。今回もそこそこに選りすぐってみましたが、多少ジャンルが被ってしまっているモノもあるのでそこらへんはさりげなく目をつぶってあげると大変嬉しく思う所存です。どうぞよろしくお願い致します。なお、毎度のことですが日本語の有無はしっかり言及していきますので、日本語がないと困ってしまう人も安心して下さい。

2Dアクション:Super Time Force Ultra

「スキタイのムスメ」や、今は新作ローグライク「Below」の開発を進めているCapybara Gamesのクレイジーなボッチ向け2Dアクション。具体的な内容はレビューを見て欲しいわけですが、プレイすればするほど画面がカオスになっていく様は、他にはない何かが垣間見えてきます。ついでに、ストーリー展開もだいたい何かのオマージュになっており、カオスなゲーム内容とマッチせざるを得ない空気満載なところも良いです。セール中ならほぼワンコインでできる安さなので、未プレイな人は是非に。なお、日本語はしっかりあるので安心してプレイできます。

3Dアクション:SMASHING THE BATTLE

メガネと豊満な胸のキャラクターデザインが特徴の3Dアクション。そういう路線です。ぱっと見た程度だとハクスラにも見えますが、その中身は敵が落とすアイテムを回収してレベルを上げるかコスチュームチェンジ(コスチュームにステータスアップが付与)するくらいの要素で、レベルアップなどでアクションが変化する事はありません。なお、何が何でもメガネを外さないというキャラクターやコスチュームデザインは、一抹のポリシーが感じられて非常に良い。つまり、レベルアップなどでアクションが変化することはないけどアクションゲームとしてはそこそこしっかり作られているので、あとはキャラクターデザインに好感を持てるならアリ、という代物とも言えます。なお、日本語についてはたまに誤字があったり表現がモニョるところがあったりしますが、それなりにちゃんと理解できる日本語が実装されているので、問題なくプレイできます。

アドベンチャー:Life Is Strange

アメリカの女子高生がどんなことを考えているかが何となく見えてきそうな、時間を巻き戻す能力を得たマックス(女の子)のお話。物語の中心にいるのは、マックスと数年離れている間にロックな感じにグレちゃった親友クロエの2人で、選択によってエンディングが変化します。で、このゲームの特徴は、選択肢に「凄く間違ってそうなモノがない」という事。時間を巻き戻す能力は限定的になっており、長時間巻き戻す事はできないので、色々と悩みながら選択をして物語を眺めていくと良いです。なお、スクエニタイトルなので日本語DLCですが、無料なので問題なくプレイできますし、日本語吹き替えも違和感があるモノではなく洋画ライクにも見えてくるような雰囲気で仕上がりは上々です。

ハイスピードメカアクション:Project Nimbus(プロジェクトニンバス)

元々はKickstarterのキャンペーンで開発が始まった一作ですが、日本のロボットアニメとかロボットゲームの影響を思いっきり受けたタイのディベロッパーが作り上げようとしているロボットアクションです。それでいて、早期アクセスながらについには日本の有名声優さん達を起用して日本語ローカライズをぶち込んじゃう(6月28日実装予定)というところまで行き着いてしまった、どことなく応援したくもなる一作ですが、ハイスピードがウリなだけに結構素直な挙動をします。某フロムソフトウェアのアレのような重厚な動きではなく、常に浮いているので軽い感じに動きます。また、敵がかなり小さい時にターゲットを取るタイプのゲームである事に注意しておいてください。他は、ミサイル、ファンネル、レールガンなどロボット系のツボを確実に押さえてくる仕上がりですが、現時点では早期アクセスなのでまだ完成に至っていないのが残念なところでしょうか。以上2点を気をつければ、今のうちに見ておくのも十分アリです。日本語については前述した通り、6月28日実装予定です。

ストラテジー:Mini Metro

凄くシンプルに、駅に溜まっていく人の混雑具合を線路と電車を配置することで解消するゲーム。説明も見た目もシンプルだけど、実は凄く奥深く悩むタイミングが多い。しかして、余り考えている時間もなく、果たして自分の選択は正しかったどうかという不安を抱きかかえながらも時を進めていき、後々致命的な失敗だったというのに気づく事もぼちぼち発生したりする、そんな頭を悩ませながらも試行錯誤するのが本当に楽しい一作です。試行錯誤がベースなので、リプレイ性も高いのがウリの一つでもあります。レビューも書いておりますので、ぼちぼち参照いただければ幸い。公式に、日本語があります。

ストラテジー:Door Kickers

Mini Metroと同じジャンルになっていまいますし、こちらはそこそこ前のゲームですが、ついに最安値を更新したのでご紹介。見下ろし型のマップに配置されたSWATを操り、犯人を倒したり人質救出したりするRTSです。重要なのは「視界」で、操作するSWATはマウスで動かした通りに動いていきますが、部屋の内部は構造までは分かるモノの、敵の配置はすべてSWATの視線で見えていくことになるので、SWATを突入させるまで敵がどこにいるかはわかりません。上手く操作しながら、犯人を倒していくのがこのゲームのキモとなります。300円なら十分元は取れるのではないでしょうか。日本語については、Steam Workshop内に“Door Kickers 日本語化MOD”が存在しておりますので、そちらを導入後ゲーム内のオプションからJapaneseを選択し、ゲームを再起動すれば日本語になります。

RPG:Divinity: Original Sin - Enhanced Edition

「Baldur's Gate」などに見られる戦略的な戦闘と、TRPGに見られるような自由なキャラクタービルドを特徴としたRPG。日本でもPS4版が発売されましたので、名前だけなら知っているという人もそれなりにはいるかもしれません。日本語につきましては、有志の方の日本語化MOD(機械翻訳じゃないヤツ)があるので、プレイに支障はないといっても過言ではないでしょう。翻訳者にただただ感謝です。ゲームとしては、操作方法はともかく、キャラクタービルドは初っぱなから投げっぱなし(初見だとどういう影響や効果があるのか、プレイしないとわからない)でくるので、キャラクターを何度か作り直すハメになる可能性はあります。慣れてくると楽しくなるタイプですね。わたくしめはボッチプレイしかしたことがありませんが、一応ネットワークプレイや画面分割に対応しています。

2D探索アクション:Momodora: Reverie Under the Moonlight(Momodora:月下のレクイエム)

こちらは、逆にさほど割引率は高くないけどオススメしたいモノ。2D探索アクションでいわゆる“メトロイドヴァニア”と呼ばれるジャンルの一作。難易度は高めに設定されておりますが、2Dドット絵な世界感やサウンドは秀逸なモノを感じさせてくれます。難易度の高いメトロイドヴァニアをプレイしたいというなら、オススメです。公式に日本語有りなので、安心して日本語プレイしてください。

ステルスアクション:Assassin's Creed - Rogue

最後に大作でも。アサシンクリード4の流れを汲む、テンプル騎士団側のストーリーが楽しめるステルスアクション。Unity以降のシリーズではなく、4までのような動き方をするタイプで、時系列でいうと4→ローグ→3という順番になっており、ストーリーが気になっていた人は楽しめます。ストーリーとかどうでも良いという人は、アサシンクリード4にしておきましょう。え、UnityやSyndicateはどうしたって? ……ちょっとUnityで大問題を勃発させて以降同シリーズはスルーしてしまっているので、今後検討させていただきたく思います。あ、いわずもがな、日本語はありますが、Uplayが必須ですので注意して下さい。

総括

他にも、定番のCiv5やSkyrimなど多くのラインナップがありますので、じっくり探してみると良いでしょう。Skyrimに限っては、PC版な人は効果があるのかどうかわからないけど、リマスター版がSkyrim持ちな人達へ無料で配信される予定になっているので、一考の余地はあるかもしれません。セールはあと一週間程度続く事になりますが、どうぞお買い忘れのなきよう注意しておくことをオススメします。

連載:気まぐれゲーム雑記 第1040回:2016年のSteamサマーセールも開始されたので個人的オススメタイトルを紹介に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:2016年のSteamサマーセールも開始されたので個人的オススメタイトルを紹介だよーってなお話です。

しゃきーんさん:今回は、似たジャンルが多いか?

しょぼーんさん:まぁ、プレイしてたのがそんな感じだったということで。掘り出しモノっぽい感じのモノから大作志向なモノまで、比較的頑張って選びましたよ。前回のモノと合わせて、色々と良いモノを探して欲しい限りっすな。……積みゲーだらけで、消化しないとマジでよろしくないっすねぇ……。

しゃきーんさん:……さっさとどうにかして下さい……。

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