連載:気まぐれゲーム雑記 第536回:Steamの早期アクセスページに「完成しないケースもある」という旨の文言が追加、今一度早期アクセスについてを考える
気まぐれゲーム雑記
第536回:Steamの早期アクセスページに「完成しないケースもある」という旨の文言が追加、今一度早期アクセスについてを考える
心の底から欲しい場合じゃない限りはちょっと……。
早期アクセスがどんどん深みにハマっている気がしないこともない
AZです。FC2を利用してたライブ配信者が逮捕という話題を聞いて、FC2だからなぁと納得してしまったFC2は色んな意味で凄いです。
ところで、Steamの早期アクセスを紹介しているページにて「完成しないケースもある」といった旨の文言が追加されました。
これらのゲームのリリースはいつですか?
正式なリリース日は開発者が決定します。締め切りを頭の中で設けている開発者もいれば、ゲームの開発状況を見て計画を立てていく開発者もいます。ゲームを「完成」させられないチームもあるということをご承知おきください。つまり、現在の状態でプレイして楽しめる場合にのみ早期アクセスのゲームをご購入すべきでしょう。
[引用元:Steam]
中々深いですね。
「ゲームを「完成」させられないチームもある」とは何とも残念ですが、それもまた事実です。すでに私自身の考えは少しばかりこちらの記事で紹介しておりますが、改めて考えて見ると早期アクセスがどういったモノか分かっていないなら好んで買うべきではないという結論に行き着かざるを得ません。
そもそもに早期アクセスは、完成していないけど一応形を保ったゲームとしてプレイヤーに買ってもらい、そのフィードバックをもらって改善に役立てゲームを完成させていくためのモノです。インディーゲームが増えた事で早期アクセスを採用するタイトルも増えましたが、昨今においては完成の目処が立っていないにも関わらず早期アクセスで配信されるタイトルが目に付くようになりました。
プレイヤーからすれば、いつ完成するのかというのは非常に重要なところです。その目処が立たないまま延々と完成を待ち続けるのは、買った側としては割り切れる人とそうじゃない人が出るのも間違いない事で、割り切れない人にとってはやはり早期アクセスはしない方が無難でしょう。逆に、わかりきっているならば問題無く早期アクセスでも楽しむ事ができるわけですが。
とはいっても、未完成のゲームがフルプライスで販売されるようなケースを見ているとそれはそれで問題を孕んでおり、早期アクセスの問題も含め購入を検討するプレイヤーのリスクが高まっていると感じる人もいるような気がしないこともありません。ゲームの売買は、プレイする側と作るがわの双方がWin-Winの関係でいてこそ成り立つものです。早期アクセスのみに限らず、開発側はより良い関係を構築しようと心がけて欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:また早期アクセスの話題があったので、あれはもう色んな意味で割り切って買えばいいじゃないってオチにしたいなぁと。
:まぁ、興味があればって感じだな。完成していないのはわかっているわけだし。
:その後、どの程度で完成するのかっつーのが見えて来ないのが絶望的な気分にさせてくれるよね。まぁ作る側も大変なのはわかるけど、早期アクセスをする以上はそういうのを念頭におかないといけないとは思うし。……ゲーム開発は何かに付けて大変っすなぁ。
:そりゃまぁ楽なら誰も苦労はしねーだろうよ。
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