連載:気まぐれゲーム雑記 第394回:Vita TVでゲームアーカイブスを取り上げながらスマホと比べる意味はあるのかが気になった年頃

気まぐれゲーム雑記
第394回:Vita TVでゲームアーカイブスを取り上げながらスマホと比べる意味はあるのかが気になった年頃

ムムム状態待ったなし。

いつも通り、何となく論点がズレている気がしないこともない

スマホのドラクエにガッカリしつつ、Rogue Legacyに思った以上の収穫を得たAZです。色んなゲームをやって他者の意見も考慮しながら自分の意見が出来上がる様は、パズルのようで面白いです。

ところで、当ブログでもたまに取り上げる御仁の一人である新清士氏ですが、 Vita TVについてあれやこれやと論じております。

携帯型ゲーム機「プレイステーション ヴィータ」と同じ性能を持つセットトップボックスともいえるこの端末は、価格が1万円を切るSCEの戦略商品だ。発売されたばかりのPSヴィータTVを使ってみると、反応の素早さや多彩な機能・サービスが大きな魅力と感じた。「ゲーム家電」と呼べる新ジャンルを開拓し、ユーザーに支持されるのか検証した。

[引用元:日経新聞さん(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK27018_X21C13A1000000/)]

例え売れなかろうとも、Vita TVを不思議で面白いハードだと位置付けている当ブログとしては、どのように扱っているかは楽しみにしたいものです。それが例え新清士氏であったとしても……です。で、話の方はと言うと、

ゲーム関連の調査・出版を手掛けるエンターブレインによると、PSヴィータTVの発売1週目の販売台数は4万台。家電量販店で売り場担当者に尋ねると、「思ったより売れている」との感想が返ってきた。爆発的な売れ行きではないが、順調な滑り出しといえそうだ。

とか

使ってみて、PSヴィータTVに家電としての高い可能性も感じた。その一つが、主にPS3の周辺機器として利用されているSCE製のメディアサーバー「nasne(ナスネ)」に対応していることだ。

などと家電という目線も交えながら論じていますが、気づいたら

SCEは自社サイトに「ゲームアーカイブス」というページを設け、過去のPS向けゲームをダウンロード販売するサービスを展開している。その中に、1998年にPS用として発売されたレースゲーム「リッジレーサータイプ4」(現バンダイナムコゲームス)がある。今でも洗練さを感じる傑作ゲームで、筆者は同サイトから購入し、PSヴィータTVで遊んでみた。

そのとき、レース開始前にゲームをロードするための待ち時間が長く感じ、イライラしてしまった。ゲームを起動してレースを始めるまで最短でも約3分程度かかる。他のコースを遊ぶ場合でもストーリーを進めたりしなければならないため、やはり3分以上かかってしまう。

~中略~

ちょっとした空き時間に遊ぶことが多いスマホの場合、ロード時間が長いとユーザーはゲームで遊ぼうとしない。スマホで人気を得るためにロード時間短縮は絶対条件なのだ。スマホはゲームを途中でやめても電源を切らないため、次に遊ぶときに数秒程度でゲームを再開できることも強みだ。

といったように、ゲームアーカイブスとスマホを比べるという展開になっていました。ゲームアーカイブスとスマホを比べる事自体ナンセンスというかムチャぶり過ぎるというのは、Vita持ちな方々ならすぐ分かる話でしょう。別にスマホをどうこう言いたいわけじゃありませんし、スマホはスマホで楽しめるゲームがあるのはわかりますが、流石に比較対象がよろしくありません。その後、

過去のゲームはスマホゲームに比べて起動時間が長いのは確かだが、そうしたゲームを遊ぼうとするのはゲーム好きのユーザーが中心とみられ、当面は大きなデメリットにはならないかもしれない。むしろ過去の大量の作品が遊べるメリットの方がはるかに魅力的に感じるはずだ。

となっていますが、Vita TVを語るのにゲームアーカイブスをプレイしながらスマホのゲームと比べて何がどうなるのかがイマイチわかりませんでした。ゲームアーカイブスとスマホのゲームを比較した記事なら理解できそうなものですけど。……まぁ、新清士氏はいつも通り平常運転のようです。

私の意見としては、Vita TVはハードとして特殊なアプローチになっているのは間違いなく、Nasneとの相性やら動画配信サービスとの連動やらは語られてしかるべき要素でしょう。しかしてメインはゲームであり、そこから動画などの様々なコンテンツへと繋げつつPS4とも連動するというのが主軸になっている……と考えています。まぁ、中々普及するきっかけがなさそうな雰囲気も漂うのは確かですが。

Vita TVの今後については、

PSヴィータTVは単なるゲーム端末で終わるのか、それとも多彩なコンテンツが楽しめる「ゲーム家電」としてテレビと組んでリビングの主役になれるのかを判断するにはもう少し時間が必要だ。

と新清士氏が語っていて、結論が出るのに時間がかかるという意味においてだけ同意見だったのが良かった所でしょうか。いや、何が良いのかはわかりませんけど。しかして、Vita TVの今後がどうなるかという点において論じた記事は余り出てきていませんが、メディアでも扱いが難しいというのは確かでしょう。Vitaも緩く長くやってきたわけですし、Vita TVも今後どうなるのかを長い目で見ていきたいものですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:スマホとゲームアーカイブスを比較するという何とも奇妙な記事があったよーって話題です。

しゃきーんさん:ふむ……。まぁイマイチ論点がわからんっつーのは伝わるな。

しょぼーんさん:別に、わたくし自身はスマホのゲームに対して脊髄反射でアレやコレやというつもりもないけどね。流石に論点がズレたかなーと思うわけですよ。いやまぁ、いつも通りでもあるんだけど。……ま、Vita TVは生暖かい目で見守ってみようぜ? って事で。

しゃきーんさん:はてさて、どういう結末になるのかねぇ。

連載:気まぐれゲーム雑記 第394回:Vita TVでゲームアーカイブスを取り上げながらスマホと比べる意味はあるのかが気になった年頃に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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