連載:一週間(2016年7月17日~7月23日)を振り返るコラム的な何か 第200回:「Salt and Sanctuary」をプッシュしたい一週間
楽しいモノも、楽しくないモノも紹介するのです。
アキバのポケモンGO現象はなかなかでした
AZです。先日私用で秋葉原に行ったのですけれども、マクドナルド周辺でスマホと睨めっこしたまま動かない人達が多数いて、ポケモンがリアルに存在するという力強さを感じてしまいました。
さて、2016年7月17日~7月23日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、「レビュー「Salt and Sanctuary」:お塩を捧げて強くなる、ダークソウルライクな探索型2Dアクション」でした。PCゲームのレビューが一週間で首位を取るというのは何とも不思議な光景ですが、“ダークソウル”という単語に反応した人が多かったのでしょうか? ともあれ、そんな「Salt and Sanctuary」を振り返っておこうかと思う次第です。
ダークソウルを2Dにして色々盛り込んだらこんな感じになった、的なゲーム
「Salt and Sanctuary」は、一言で言ってしまえば2D版ダークソウル風な探索アクションとなります。少なくとも、ダークソウルが好きで2D横スクロールにも抵抗がないという人なら、かなり遊べる代物でしょう。日本語も公式に存在しているので、定価でも損はしないと思われます。
もちろん、チュートリアルとか説明不足感があるところも否定できません。信仰については、ゲーム内でいきなり話がでてきて何が何やらさっぱりですし、信仰を変えると何が不味いのかさえわかりません。ですが、ある意味手当たり次第に自分で理解していくという意味においては、実に海外ゲームらしい様にも感じられました。
ちょっと攻略面についても書いておきましょう。サラリとかいておくと、短剣や魔法は序盤からかなりシンドイ戦いを要求されますし、実は打撃と斬撃もダメージ量に結構な違いが出てきます。そういった事も考慮しつつ、武器選びをすると良いかもしれません。まぁ、無難なところで大剣ですし、大斧や大槌系はモーション隙だらけですけど破壊力と攻撃範囲は抜群の強さです。行き詰まってしまったら、まずは脳筋キャラを作ると良いでしょう。脳筋は偉大です。ええ、ほんとに。
なんだかんだと1ヶ月に1作くらいはゲームレビューを心がけておりますが、本作は2016年でもかなり楽しめた一作として挙げる事ができます。日本では今のところSteamでしかプレイできませんが、プレイした事がない方はそんなに高いゲームでもないので、是非触ってみる事をオススメしておきます。
:「Salt and Sanctuary」が一番話題になったよーってなお話です。
:レビューが一番話題になるってのは良い事だな。
:そだねぇ。ぶっちゃけ、自分のレビューが少しでもゲーム選びに影響を及ぼしたっていうのは、本当に喜ばしい事でして。Steamのゲームだから突撃する人がどこまでいるかわからんけど、多少難しいアクションもこなせる人は是非にやってみて欲しい限りかな、と。……なお、わたくしめは今技量特化キャラを作っております。
:……次のゲームに行くにゃ、しばらくかかりそうだなぁ……。