連載:一週間(2016年7月3日~7月9日)を振り返るコラム的な何か 第198回:Steam版ネプテューヌが日本向けにも制作決定した一週間
売れる市場があるなら売った方が良い
体調不良から回復できません
AZです。体調不良がなかなか改善しなくて、これが年を追うという事なのかと切実に悲しくなりました……。
さて、2016年7月3日~7月9日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、「Steam版ネプテューヌが日本向けにも制作決定」でした。常にSteam絡みの話題が閲覧されやすい当ブログですが、ネプテューヌが一番に輝く日が来るとは思いもよりませんでしたね。ということで、最近の日本メーカーのSteamに対する動きを振り返ってみることにしましょう。
リージョン規制のメリットが見いだせない
具体的な数字は“あえて”控えちゃうらしいですが、Steam版ネプテューヌが「ありえないレベル」で世界的に大好調ということで、何故か日本語版の制作も決定が伝えられました。いやまぁ、そこは最初から用意しとけよ、とかネタにマジレスレベルで返しておきたいわけですが、とりあえずSteamのネプテューヌにて絶賛発動中のおま国が解除される流れにはなりそうです。
ネプテューヌだけに限りませんが、最近のSteamにおかれましては、日本一ソフトウェアやD3パブリッシャー、マーベラスまで日本語対応するといったタイトルが登場してきました。日本でも、PCという選択肢が生まれるのは良い事に違いないでしょう。独占などビジネス的な都合はやむなしとして、「売れる市場があるなら売った方が良い」のは当然のことなのです。とはいっても、バンナムやセガなど今なお強烈な「おま国」を発動させている大手メーカーもしっかり存在しており、どれだけ本格化するのかは、まだまだ何とも言いがたいところがありますけど。
また、「おま国」問題が解決したら次は「おま値」もあれやこれやと言われる事になるのが予想されます。要するに、国ごとに価格が違うというヤツなのですが、実際「○○円以下なら買い」といった具合に価格で評価する人もいるわけで、国内と海外の価格差が余りにもありすぎると評価がグラつくのは言うまでもありません。まぁそれでも多少の価格差は出てしまうのが現状でしょうし、上手いことバランスを取って欲しいところではあります。
今のようなマルチデバイスの時代において、Steamに参戦する企業が増えるというのはある程度自然の流れのようなモノも感じたりはします。今まで日の目を浴びなかったPCゲーム市場がどのようになっていくのか、暖かい目で見守っておきたい限りですね。
:Steam版ネプテューヌの日本語版が制作決定した事が話題になったよーってなお話です。
:まぁ、今まで「おま国」なだけだけどな。
:日本語テキストがないのだから、それをぶち込むしかないわけだけど、最初からやっておけば良かったんじゃなかろうかとは思っちゃうよね。そもそも「おま国」してまで日本では買わせたくなかったんだし。まぁ、企業としてそれ相応の理由があるのだろうから、仕方がない話でもあるのだけれども。……今後も色んなところでゲームが売られていくと良いっすなぁ……。
:あとは、「おま値」にならないことを願いたいもんだ……。