連載:気まぐれゲーム雑記 第909回:やっとスマホゲームの開発費も家庭用機並になってきた件

情報は常にアップデートするようにしましょう

どれも皆「ゲーム」なので、「好きなモノ」をやりましょう

AZです。スマホを必要としない生活を送っています。

それはさておき、スマホゲームの開発費も家庭用機並になってきたと、カドカワの浜村氏が講演したそうです。

ゲーム誌「ファミ通」の編集長などを務めたカドカワ(旧KADOKAWA・DWANGO)の浜村弘一取締役は16日、スマートフォン用ゲームの開発費が家庭用ゲームソフト並みに高騰し、各社とも対応を模索している実態を明らかにした。浜村さんは「スマホゲームは収益は上がるが、ハイリスクにもなっている」と説明。2000年代にゲーム機の高性能化で、開発費が跳ね上がった家庭用ゲームソフトの市場と似ているとした。

「2015年秋季ゲーム産業の現状と展望」と題し、同日行われたセミナーで明かした。浜村さんによるとスマホ市場は、人気のスマホゲームは長くプレーされ続ける傾向にあり、新規のスマホゲームはその状況を打開するため、CGに凝るなど3億~5億円という、家庭用ゲーム並みの費用をかけて制作しているという。また進行中のプロジェクトでは10億円のものもあるといい、さらに機種の多いアンドロイド版は、安定してゲームを動かすのに各社とも苦労していることも明かした上で、「面白いゲームを作るのは当然で、その上でサービスやコミュニティーの強化が大事になる」と分析した。

[引用元:MANTANWEB

時代と共に進化するのは良い事ですかね?

すでに、ちらほらとスマホゲームでも開発費の高騰は伝えられていますが、家庭用機並の開発コストがかかるという流れになったのは、プレイヤーにとっては喜ばしい事でしょう。スマホゲームの好き嫌いは別として、です。

なぜ喜ばしいかと言えば、「それ相応のクオリティのモノを作らざるを得なくなるため」という答えに尽きます。ちょっと前まで漂っていた、駄作でも何でも良いからとりあえず出しておけば良い的なムードではない、ということです。今やそういった時代ではなく、工学科金をしてくれる人達の奪い合いをしているのが、スマホゲームのF2P事情といったところでしょう。ゲーム業界の情報を眺めている人で、家庭用ゲーム機のみの情報しか見ていない人は情報をアップデートしておく事をオススメします。

開発費の高騰でリスクが大きくなったスマートデバイス市場となりましたが、すでに名の知れているメーカーは多方面への進出を図っています。コロプラはVRに力を入れようとしてしますし、Cygamesは家庭用機にも進出する勢いを見せています。今やマルチデバイスの時代ですし、より広くリスク分散していった方が堅実というのはだいたいわかりそうなところでしょうか。

今後、任天堂も参入し日本のスマートデバイス市場がどのようになっていくかが注目されますが、それと同時に家庭用機、PCゲーム市場もどう変化するのかも見守られます。2016年には色々と動き出しそうですし、今後も過剰反応しすぎない程度に見守っておきたいですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第909回:やっとスマホゲームの開発費も家庭用機並になってきた件に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:スマホゲームの開発費も家庭用機並になってきたらしいよーってなお話です。

しゃきーんさん:つまり、今後は今よりもまともになると?

しょぼーんさん:んー、F2Pが嫌いとかそういう考えの人はどうにもならんとは思うけど、今後はクオリティアップやら何やらが叫ばれるんじゃなかろうかと。スマホも、年々性能があがっていくことだしね。……わたくしは、自分にとって面白ければ何でもやる派です。

しゃきーんさん:ま、昔よりもゲームに触れやすい環境にあるのは間違いないんだろうなぁ……。

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