レビュー「Wii U版 ゾンビディフェンス」:ナイトメアからが本番のゲームパッドのみでプレイするタワーディフェンス

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ゾンビディフェンス

ゾンビワラワラです。

前置き

ゾンビ。それは本来ホラーな存在だったのですが、時にしてコメディであり、アクションのネタとして使われてしまう、エンターテインメントが生み出した産物とも言えます。

ゾンビを扱ったゲームは、概ね狩るか狩られるかの二択しか存在しないと言っても過言ではありません。ゾンビに狩られた場合、某謎のウィルス等々に感染しゾンビに成り果てるわけで、無事ゾンビを狩れたら自分たちはその分だけ命を長らえるわけです。……いやまぁ、ぶっちゃけゾンビ以外のゲームもそういったシチュエーションが多々ありますけど。

ちなみに、どうでもいいですけど、私がここ最近で見たいゾンビ映画は次のモノです。

あ、ここまでが前置きです。

結構スタンダードなタワーディフェンス

さて、本作「ゾンビディフェンス」は、Androidスマホやタブレット向けタイトルをWii Uに移植した、ゾンビ達がうようよと攻めてくるタワーディフェンスとなります。テヨンジャパンが配信している、と言えば反応できる人もいるかもしれません。ゲームのルールは至極簡単。ゾンビが攻めてくるので、規定のウェーブを耐え抜けばステージクリアです。

ついでと言ってはなんですが、このゲームは多言語に対応しています。なので、他の言語が気になるという類い稀なる人も、ちょっとした楽しみはあるかもしれません。……いやまぁ、そういう人がいるかどうかはわかりませんけど。

ゾンビディフェンス

色んな言語があります

では、その中身をピックアップしていきましょう。

よくあるタワーディフェンスは、敵がゴールまでたどり着くまでに敵を撃破するというモノですが、「ゾンビディフェンス」の場合“スポット”という枠にユニットを配置することになり、その配置したユニットがゾンビに倒されたら負けとなります。よって、ゾンビがワラワラとユニットへ向かってまっしぐらに突撃してきますので、ユニットを移動させたり他のユニットを配置するなど、試行錯誤が必須なゲームとなっています。

ゾンビディフェンス

スポットはステージによって個数が違います

ゾンビを倒すとお金が入手でき、そのお金を使ってユニットを配置するというタワーディフェンスでよく見られる感じに仕上がっていますが、余ったお金はステージクリア後にアップデートで使う事ができます。最初は、心許ない保安官しか雇えませんが、最終的にはチェーンソー男やコマンドーなど強力なユニットも雇えるようになります。ステージは、規定のウェーブが終わってもさらに任意で5ウェーブ追加する事が可能ですし、上手くお金稼ぎするなど色々と考えさせられる要素が盛り込まれています。

ゾンビディフェンス

やろうと思えば、ウェーブ数は100を超えます

それらは、スコアに反映されます。いやまぁ、正直どういった基準でスコアがついているのかイマイチわかりませんが、何はともあれ現時点だと「プレイヤー数が大変少ない」ので上位も簡単に狙えます。ええ、今だからこそ1位を取るのも夢じゃない……はずです。

ナイトメアからが本番

難易度には、ノーマルとナイトメアの2つがあり、ノーマルの青い枠に囲まれたステージを5つ攻略すると、ナイトメアが解禁されます。で、ナイトメアにしか適応されないアップグレードがあるわけですが、そのアップグレードこそこのゲームの真骨頂とも言える物になっており、ナイトメアからが本番といっても過言ではないでしょう。

ゾンビディフェンス

すべてをそろえてからやると面白いです

ナイトメアで入手できるアップグレードに、ユニットを配置できる“スポット”を移動させる、という物があります。ノーマルでは固定の場所でしかやれませんが、ナイトメアではアップグレードにより“スポット”が移動可能なので、より戦略的にステージを攻略する事が可能です。惜しむらくは、ナイトメアに突入するまでには、ちょっと時間がかかるという事でしょうか……。

ゲームパッドのみでのプレイやその他の不満

Wii Uゲームパッドでのタッチ操作が基本となっているので、TVをつけていようとも結局ゲームパッドでプレイすることになります。また、ゾンビから攻撃を受けるとゲームパッドが振動する作りになっていますが、ウェーブが終わるまで延々と攻撃を受け続けると、結構長いこと振動し続けることになります。そういったオプションは設定したかった。他にも、敵が車にひっかかったり無人機関銃を設置しまくると銃撃音が凄くなるなど、ちらほらと微妙な不満が蓄積される部分があるのも否定できません。

ついでに、本作にはエンディングがありません。基本は、ステージをクリアしてスコアを伸ばし、上位に食い込もうという代物です。ステージ開始前に、何となくあらすじ的な内容はでてきますし、何となく真相も分かるようにはなっていますが、明確なエンディングがないというのはちょっと拍子抜けするかもしれません。

総評:試行錯誤の果てにゾンビを倒しまくりたい

本作は、タワーディフェンスですのでひたすら敵を倒すことになりますが、後半にもなるとゾンビの数が最大300の時もあり、ばったばったゾンビが倒されていく様はなかなか面白い物があります。また、ナイトメアなら“スポットの移動”が可能になるので、ずいぶんと戦略的な楽しさも出てくるのは良い点として挙げておいて間違いはないでしょう。

ナイトメアにいくまでのノーマルが壮大なチュートリアルかと思うと、それはそれで面倒な極みであるのも否定はできません。また、Wii Uゲームパッドの挙動やオプション関連などに多少の不満はありますが、そこそこにステージ数が多いタワーディフェンスをやりたいなら、十分アリな内容です。なお、私は某イカの対戦に負けまくった時の鬱憤をゾンビで晴らすという運用法で活躍しておりますので、タワーディフェンスが好きな人は試してみて下さい。

レビュー「Wii U版 ゾンビディフェンス」:ナイトメアからが本番のゲームパッドのみでプレイするタワーディフェンスに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:「ゾンビディフェンス」のレビューでございます。

しゃきーんさん:ふむ。何はともあれ、タワーディフェンスってことな?

しょぼーんさん:そゆことっすね。お手軽で良い感じだと思うよ。タワーディフェンス好きなら、ちょっとした息抜きにはなると思う。アップグレードで強化していくのも楽しいし。……ただ、振動がなぁ……。

しゃきーんさん:すげー小刻みに揺れるよな、これ……。

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