連載:気まぐれゲーム雑記 第804回:ロストプラネット3などの開発を担当したデベロッパ「Spark Unlimited」がゲーム開発事業から撤退

海外だろうと日本だろうと、成功するところもあれば失敗するところもある

他メーカーは大いに頑張って欲しい

AZです。ブログから撤退するような事はしたくありません。

それはさておきまして、ロストプラネット3などの開発を担当したデベロッパ「Spark Unlimited」がゲーム開発事業から撤退すると話題になっておるようです。

野心的な作品として鳴り物入りで登場したものの、残念な結果に終わったシューター“Legendary”や大きく作品の方向性をシフトした“Lost Planet 3”、稲船敬二氏がプロデュースを務めアメコミ調のビジュアルやゾンビの登場が話題となった“Yaiba: Ninja Gaiden Z”といった作品を手がけたデベロッパ「Spark Unlimited」が、全ての従業員を解雇し、ビデオゲーム開発事業から撤退する事実上閉鎖に近い状況となったことが明らかになりました。

~中略~

今回のレイオフがビデオゲームデベロッパとして知られた“Spark Unlimited”の終わりを意味すると伝えたJohn Butrovich氏によると、進行していたF2Pゲームのキャンセルが開発事業の撤退に繋がる直接的な要因となったほか、スタジオの主要メンバーが既に他社への移籍を決めただけでなく、共同創設者で社長とCEOも兼任していたCraig Allen氏が昨年末の段階で既に辞任する状況にあったとのこと。

[引用元:doope!さん]

とりあえず残念……ですかね?

ロストプラネット3は、シリーズから色んな意味で逸脱してしまった感がなきにしもあらずでして、シリーズファンには許容し難いところがありました。いやまぁ、あれはロスプラじゃなければ厳しいながらもどうにか考えようがあったような印象もありますけど、シリーズとして手痛い結果だったのは間違いありません。ついでに、一部FPS画面になったことが私個人の弊害でした。

また、稲船氏が手がけた「Yaiba: Ninja Gaiden Z」も、正直話題を引っ張る事ができなかった一作です。日本では、アメコミな世界観から極めてニッチなプレイヤー層を狙い撃ちした内容でしたが、売上的にも評価も良いモノとは言いがたい結果が多かったのは言うまでもありません。なんというか、日本で知られているのがこれら2つと言う事で、その開発元ともなれば「なるべくしてなった」感は否定し難いモノがあります。

PS4の好調を受けて家庭用機が勢い付いているといった話題はちらほらと見かけますが、「Spark Unlimited」のように事業撤退を明確にする企業もあり、必ずしも海外ではすべてがバラ色という話でもないことが窺えます。とはいっても、「Spark Unlimited」の場合は、日本で知られているラインナップの評価が良いとは言いがたい内容なだけに、どうしてもその部分を見てしまうのも否めませんし、他のデベロッパがどのように思っているのかは何とも計り知れませんけど。

今後は、映画のプロデュースやモバイル系開発などをやっていくそうで、完全にスタジオ閉鎖ということでもないようですが、家庭用機に限っては見る事もなくなりそうな流れとなりました。他メーカーも、このような流れにならない事を願いたいモノですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第804回:ロストプラネット3などの開発を担当したデベロッパ「Spark Unlimited」がゲーム開発事業から撤退に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:ロストプラネット3などの開発を担当したデベロッパ「Spark Unlimited」がゲーム開発事業から撤退するらしいぞーってなお話です。

しゃきーんさん:何とも正直コメントに困るな。

しょぼーんさん:んー。日本で知られている作品だけを見れば、やむなしだねぇ。やっぱ、良いモノを作るデベロッパに依頼したいと思うのは自然な事だし。……だからこそ、良いモノが作れるとどの会社もアピールするのでしょうなぁ……。

しゃきーんさん:そりゃまぁ、自社の開発力が問われる話だからなぁ。

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