「How to Survive」のレビュー:お手軽な見下ろし型のゾンビアクションとしては十分アリ
お手軽にやるにはうってつけ
サバイバル感を感じるかどうか次第
AZです。「あっちよりこっちの方がいいよ?」という忠告も個人の主観に基づく比較論ですが、よほど関連性がない限りは比較で語るのではなく単体で申した方が説得力があると思うのです。
さて、本日は「How to Survive」のレビューをしておこうと思います。元々PS4版が出る前くらいにはやろうと思っておりましたが、リニューアル騒動で先延ばしになっておりました。ちなみに、レビューするのはPC版ですが、日本語もしっかり盛り込まれており、セール時ならDLC含めて200円程度で購入できます。
今ならデフォで日本語入ってます
ストーリーは単純明快で、天候悪化により船が大破した唯一の生き残りとして、ゾンビわんさかアイランドからの脱出を試みるという内容です。ゲームの進行は、DLCを含めているなら4キャラから選んでゲームを進めます。基本的にクエストという名のお使いをこなして進行するタイプで、やることは迷うことなくやれます。ただし、道が分からない現象はたまに起きるので注意が必要です。お使い要素に抵抗があるか否かでずいぶんと好みがわかれます。なお、DLCが導入される前のエンディングとDLC後のエンディングが2種類あるので、見ていない人はみておくと良いかもしれません。
溶岩の真ん中で迷子
ゲーム内容としては、見下ろし型のゾンビアクションです。武器も「近接」「射撃」の2つが用意されており、状況に応じて上手く切り替えてやっていく必要があります。また、各種武器も落ちているアイテムを組み合わせたりして作っていく事になり、アイテムの上手い運用が求められる事になるでしょう。とはいっても、難易度が高くなければ、武器が揃う後半には概ね無双状態になります。武器が揃ってくるまでが問題、ですかね。一応、近接は必殺の一撃的なモノも用意されています。
敵が多くて自分が分かり辛いです
他のゲームシステム面に関する要素としては、まずはスキルの割り振りがあります。ゾンビ等々の敵を倒すごとに経験値が得られ、キャラクターごとにステータスが上昇し、さらにスキルポイントも貰えます。スキルはキャラごとに違っており、そこらへんの差を調べながらプレイするのも有りかもしれません。ついでに、ポイントはふりなおし可能です。
戦いやすいスキルを取りましょう
ノーマルでプレイした場合、「サバイバル」的要素がそこまであるかと言われるとそう深いモノでもありません。主に、食事・水・睡眠の3要素がゲーム序盤で追加される事になり、それらをきちんと摂取し続けてゲームを進める必要があります。そこらへんの詳しい事は、素敵なサバイバルガイドの著者こと「コバック」さんが丁寧にムービーで教えてくれるわけですが、一部の難易度やモードでは武器に耐久度がありますので、それでプレイするとグッとサバイバル感は出るかもしれません。
しっかり睡眠は取りましょう
総評
ゲーム進行がお使いなので、作業感が強いのは否めません。ですが、お手軽な見下ろし型ゾンビアクションだと思えば、十分にアリでしょう。PS4版は2100円なのでお手軽かどうか判断に困りますが、Steamならセール時に200円程度まで下がっているので、それを待つのもいいかもしれません。PCとPS4のどちらでもオンラインに対応しているので、誰かとマルチプレイをやるのもアリです。
サバイバルゲーム感があるかと問われると、ノーマルでやり続けている限りはそんな事もないような印象にはなりますが、お手軽にやる見下ろし型アクションとしては程よいボリュームにも思えますし、セール中なら良い買い物になる可能性は高いです。流れ着いたゾンビわんさかアイランドから脱出してみたい人は、サバイバーになってみることをオススメしておきます。
ゾンビ島での心温まるサバイバルガイド(チュートリアル)を提供してくれるサバイバー「コバック」さん
この記事を書いた人
:「How to Survive」のレビューをしてみました。
:まぁ、ほったらかしたからなぁ……。
:リニューアルやら何やらで、すっごく大変だったから。いやまぁ、今も終わってないし大変な事に変わりはないんだけどね。まぁ、時間をうまく作ってやっていこうという表れだと思って下さればソレ幸い。……久しぶりでレビューにキレがないような気がする……。
:そこらへんも、うまくリハビリしてくしかなかろうよ。