連載:一週間(2014年8月31日~9月6日)を振り返るコラム的な何か 第109回:ハイスコアガールの話題が再燃したらしい一週間

一週間を振り返るコラム的な何か
第109回:ハイスコアガールの話題が再燃したらしい一週間

世の中、お金は大切だということです。

対策は色んな意味で大切です

AZです。デング熱の影響で虫除けスプレーが品薄だそうですが、蚊のシーズンが終わればデング熱が収束へ向かうのかどうかはちょっと知りたい年頃です。

さて、2014年8月31日~9月6日までの間に一番見られた記事は、「ハイスコアガールの件はセガへの対応が遅かったようです」でした。それだけ興味を惹きつける事案だという事でしょうか? 他には、「産経BIZの「Xbox One」vs「PS4」という構図は何とも妙な感じである」なんかも見られていたようなので、そこらへんについて振り返っておこうかと思います。

何はともあれ、解決を望むのみ

ハイスコアガールの一件で、スクエニの大手企業に対する対応が「カプコン」「バンナム」は連載開始時に使用許諾を受けていたのですが、「セガ」だけは対応が遅れていたという話題が出ました。産経の取材が真実ならば、スクエニの対応は良いモノとは言えないでしょう。

これらの事は、もちろんスクエニ側の見解を聞いて見ない事には始まりません。スクエニとしては、警察の捜査に協力をするということで詳細は発表していない以上、それらの情報が出てくるのも当分先の話にはなりそうです。

何故この話題が問題になるのかと言えば、刑事事件として取り上げられるからの一点に尽きると考えております。本来なら民事裁判を起こすなどの手段はありましたが、あえて刑事告訴をした理由は早期解決や処罰を求めているという姿勢が何となく見え隠れしないこともありません。いずれにせよ、引用で済まされるのか否か論争が出てきたというのは間違いないでしょう。

娯楽ビジネスは、基本的にファンがあってこそ成立するものです。本件のように読者やファンが蔑ろにされてしまうのは残念極まりない話なのですが、今のゲームシーンにおいてはゲームプレイ動画や同人ゲームなど、著作権について改めてしっかりとした認知をする必要があるというきっかけにもなりましょうか。どのメーカー様にも、上手い道筋を立てていって欲しいと願わずにはいられませんね。

日本の据え置き機の未来や如何に?

産経BIZが、任天堂の不振でXbox OneとPS4の2強が繰り広げられると報じた記事を紹介したわけですが、まぁ実際そうならまだ良かったとも思えてならない部分は否定できません。そもそもに、どのハードも盛りあがっているとは言いがたい状態だから、です。

恐らくそれは、ゲーム業界の動向を見守っている人よりも第一線で作り続けている人達の方が強く感じる内容でしょう。日本の据え置き機市場は、海外に比べると盛りあがっているとは到底言えません。元より、日本向けタイトルが指で数える程度しかない状況ですから、始まってすらいないのが現状です。

今後、日本のゲームメーカーはPS4やXbox Oneのマルチを交えながら徐々に最新ハードへとシフトしていくでしょう。どのタイミングで、一気に加速するのかはわかりません。終始ゆっくりとしたシフトしかもしれませんし、何か大作が牽引するタイミングが来るかもしれません。ですが、いつかは世代交代を明確に打ち出す時が来るのも間違いはない事と言えます。

据え置き機市場の主戦場が日本でなくなったのはわかり得る話ですが、今後どのような形で日本に浸透していくことになるのかは注目でしょう。しっかりと話題を牽引していって欲しいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:今週は、何故だかハイスコアガールの記事が一番見られてたよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。まぁ気にしてる人は多いってことか。

しょぼーんさん:やっぱり、出版業界にいた身としてはどうしても気になっちゃう案件だったんだけど、何だかんだと興味がある人は多いのかな? とは思いました。……本来なら問題勃発する前にきちんと収束させて然るべきなんだけどネー。

しゃきーんさん:スクエニの言い分がどうなるのかは注目しておきたいもんだなぁ……。

連載:一週間(2014年8月31日~9月6日)を振り返るコラム的な何か 第109回:ハイスコアガールの話題が再燃したらしい一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

記事にコメントを書く