連載:気まぐれゲーム雑記 第1042回:Windows 10とXbox Oneを繋ぐ“Xbox Play Anywhere”が9月13日発売のReCoreからスタートするようです
マイクロソフト全体の利益でしょう
「購入機会」を増やすのは良きことである
AZです。体調不良こじらせ中です。
それはさておき、“Xbox Play Anywhere”が9月13日発売のReCoreからスタートするようです。
Xbox OneとWindows 10の連携強化を目的としたサービスXbox Play Anywhereが、9月13日に発売となる『ReCore』を皮切りに正式スタートする。
今年のE3カンファレンスにて明らかにされたXbox Play Anywhereは、対応ゲームのダウンロード版を購入すると、追加費用無しでXbox OneとWindows 10の両方でプレーすることが可能になるサービス。ダウンロード・コンテンツやシーズン・パスなどにも対応する他、セーブデータや実績も共有される。
[引用元:Choke Point]
まぁ、すでにKiller Instinctが対応していたりするのですけどね。
“Xbox Play Anywhere”について、一言でまとめると、対応タイトルのDL版ならXbox OneとWindows 10のどちらでもプレイできる、というサービスになります。PS系タイトルでいうところの、クロスバイ的なモノだと思えば良いでしょう。
マイクロソフトとしては、以前に比べるとずいぶん柔軟な考え方をするようにシフトしており、どの事業も最終的にマイクロソフトの利益に繋がれば良い、といわんばかりの施策を講じています。今回の“Xbox Play Anywhere”も、PCでゲームをする人が増えているという事やWindows 10がマイクロソフトだからこそやれる施策とも言えますが、マイクロソフトにとって基本的にはプラスの要素である事に間違いはないでしょう。
ちょっと気になる点は、“Xbox Play Anywhere”はMicrosoftストアやWindowsストア、Xboxストアでの販売という形なので、爆発的に利用者が多いSteamなどを介すわけじゃない事を踏まえれば、どこまでPCゲーム好き達が興味を示すのかが見どころでしょうか。とはいえ、もとよりXbox Oneでしか発売予定じゃなかったタイトルがWindows 10でも発売されるとなれば、興味を示す人がいるのも確かな事でしょう。
今のゲーム市場は、スマートデバイスも含めあらゆるデバイスでゲームがプレイできるようにあれやこれやと対応する傾向が強くなっておりますが、その行き着く先やそれとは別の価値を持つ独占がどれほどの価値を持つのかも今後は暖かく見守っておきたいモノがあります。色んな人がプレイできる環境になっていくことを期待したいモノですね。
:“Xbox Play Anywhere”が9月13日発売のReCoreから開始されるみたいだよーってなお話です。
:これって基本的には良い事だよな。
:そだねぇ。Windows 10とXbox Oneの融合は結構前から伝えられていたけど、それが具体的な形として出てきたという事で。マイクロソフトは、ガシガシこの路線を推していって欲しいモノですな。……あとは、ストアの使い勝手をですねぇ……。
:どのメーカーも、ネットワークに関してはまだまだ改善できそうなところが多いよな……。