連載:気まぐれゲーム雑記 第1005回:イギリス政府が支援するe-Sportsイベント「eGames」が開催されるそうです
そのうち日本も加わるのでしょうか?
日本のe-Sportsシーンはどう発展していくのか
AZです。日頃から締め切りに追われている日々ですが、締め切りがあるからこそモノが作れるのも確かだと思うのです。
それはさておき、イギリス政府が支援するe-Sportsイベント「eGames」が開催されるそうです。
イギリスで開催されたLondon Games Festivalにて、eSportsの文化的な促進を目的とする非営利団体International eGames Committee(国際eGames委員会、以下IEGC)とイギリス文化省のEd Vaizey大臣が、今年8月のリオデジャネイロオリンピックと併せて実施する国際的なeSportsイベント「eGames」の開催決定を発表し、今後オリンピックの開催に併せて世界中のゲーマーがメダル獲得を目指し競う世界規模の大会を運用することが明らかになりました。
夏季/冬季オリンピックに併せて、その年の開催都市で行われる“eGames”は、イギリス政府による支援のもと、London Games FestivalのスポンサーでもあるイギリスのPinewood Studiosが運営するeSports競技で、eSports分野のオリンピックを目指すイベントとして、賞金は用意されず、勝利の名誉と金/銀/銅メダルの獲得を争う純粋な競技イベントとなっています。
なお、記念すべき第1回“eGames”の参加国として、イギリスとカナダ、ブラジル、アメリカのチーム参加が決定しており、今後はオリンピックイヤー以外の年を各国の代表選出期間とし、今年8月のリオデジャネイロを皮切りに、2018年の冬季平昌オリンピックと2020年の夏季東京オリンピックに併せて“eGames”を開催する予定となっています。
[引用元:doope!]
しっかりと国が支援しているのはうらやましい限りですかね。
イギリスでは、ビデオゲームを重要産業の一つとして支援を続けてきているわけですが、そういった背景もあってかしっかりとe-Sportsの普及も率先しておこなっている事が窺えます。やはり、国が支援するというのはそれ相応の価値が見込めるから、というのもあるのでしょう。
一方、日本はといえば先日「日本プロeスポーツ連盟」なるモノが発足したわけで、それくらいにはe-Sportsをする人も観戦者も増えているというのは見えてきます。しかして、LJL(リーグオブレジェンドの日本公式リーグ)では運営側の不手際と見えてしまうような対応や、プロチーム・プレイヤーの不正や不祥事も垣間見えており、色んな意味で「プロ」として未熟な面が出てきているのも否定しがたいところでしょうか。
そもそも、e-Sportsは観客がいなければ成立しないモノです。ゲームなれど、プロのスポーツとしてやっていくというならば、プレイヤーのみならず運営側もそれ相応の対応をしていかなければならないし、プレイヤーと運営、観客の三者がより良い関係になっていかねば盛り上がりに欠けてしまいます。
日本でも、リーグオブレジェンドなど話題となりそうなMOBA系タイトルがやってきて、活気づくかどうかの境目くらいにはきた様な気がしないこともないe-Sportsですが、はてさてどういった発展を遂げる事になるでしょうか? より盛り上がるよう、上手いことやっていって欲しい限りですね。
:イギリス政府が支援するe-Sportsイベント「eGames」が開催されるよーってなお話です。
:国が支援するって、結構大きなイベントになりそうだな。
:良いんじゃない? なんだかんだとお国がバックにいるって事は、それ相応の威厳ある大会という風になるかもしんないし、こういうのに理解があるのは良い話だと思うよ。日本でも、どうにかしてe-Sportsが盛り上がれば良いとは思うけど。……ま、簡単に盛り上がるなら誰も苦労しないだろうけどネー。
:プレイヤーも運営も、プロとして色々と求められていくだろうし、そういった環境の整備も必要になってくるんだろうなぁ……。