雑記・コンピュータにゲームのルールを理解させる実験!?
皆さんは「Civilization」というゲームをご存知でしょうか。管理人も大好きなゲームの1つで、ターン制のシミュレーションゲームです。その「Civilization」を使って、コンピュータにゲームのルールを理解させるという実験が行われました。
以下、抜粋。
MIT newsの記事によると、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームは、コンピュータに一切の知識を与えずにゲームをプレイさせ、ゲームのルールを理解させることに成功したとのことです。
実験に使われたゲームは、ターン制シミュレーションゲームの中でもかなり難解なルールとシステムを持つ「Civilization」。コンピュータは最初、ランダムな行動しかとりませんが、自分がとった行動と画面に表示された文字とを照らし合わせ、どんな行動をとればどんな文字が表示されるかを推測。いくつかの仮説を立て、得られた結果に応じて信頼性の高い仮説だけを残していくことで、やがて正しいルールを理解することができるのだそうです。
また驚くべきことに、実験ではコンピュータに「説明書を読ませる」ことで、勝率を大幅に引き上げることにも成功したとのこと。説明書を読ませない状態での勝率は46パーセントでしたが、説明書を参照させたバージョンでは、なんと勝率は79パーセントにまで上昇したそうです。
同チームではそのほか、コンピュータにソフトウェアをインストールさせる実験も行っており、こちらは人間がマニュアルを読んで実行するステップのうち、およそ80パーセントを再現することに成功。以前紹介した、IBMのスーパーコンピュータ「Watson」は、口頭で出題されるクイズの質問文から解答を推測することができましたが、今回の研究はそのさらに一歩上を行くものとなりそう。例えばこの技術をゲームのAI開発などに応用すれば、今後はより優れたAIを、より手軽に開発することができるようになるかもしれないと、同チームではコメントしています。
[情報元・ITmedia ガジェットさん]
こういった研究が進めば、すばらしいAIを持ったゲームが生まれてきそうですよね。それに伴って、難易度もUPしそうですが。コアユーザ向けのゲームが増えるのは悪いことではないと思ってますので、今後の開発に期待を寄せたいと思います。
さて、研究に使われた「Civilization」についても、少しご紹介しておきたいと思います。
「Civilization」はターン制のシミュレーションゲーム(ストラテジーゲーム)で、主に文明を育てるゲームです。
以下、一部抜粋。
人類文明の歴史と発展をテーマにしたターンベースのストラテジーゲーム。一手一手をプレイヤーが、じっくりと考えてゲームを進めることができる。ゲーム内容は、いわゆる戦争ゲームではなく、文明の発展や人類史そのものを扱っている。そのためゲーム内容は広範で、国土の整備や技術開発、そして何より他国との外交関係が、極めて重要な要素となる。単純に数値の大きさや強さのみを求めるのではなく、ゲーム内で有機的に繰り広げられる国際秩序を注視し、常に一手先を読んだ総合戦略が求められる。
[情報元・シヴィライゼーション Wikipediaさん]
ちなみにこの「Civilization」、説明書を一度読んだくらいじゃ理解出来ない部分、多いんですよね……。本当に奥が深いゲームだと思っております。現在出ている「Civilization」の最新は「Civilization Ⅴ」ですが、早く拡張版とかSteam以外にも出て欲しいなぁと日々願ってます。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:シヴィライゼーションって面白いんだけど……難しいんだよね。
:お前が難しいとか言うなんて……。
:君もやってみれば? シヴィライゼーション4が拡張いっぱい出ててオススメだよ。
:ふむ。じゃあ今度やってみっかなぁ。
:僕と一緒にも出来るし。
:マジか、じゃあより楽しそうだな。1人でも楽しめるのに、複数でも面白いのか。
:もちろん。ただ、睡眠不足は覚悟してね。
:な、なんだそれは……。
:あと1ターンの呪いだよ。
:なんか前に聞いたことあるな……やめられないとまらない、だっけか?
:そう。あと1ターンあと1ターン……そう思いながらも、気が付いたら夜が明けてるという...…。
:恐ろしいな。まぁ、それだけはまれる面白さなんだろ?
:まぁね。あ、でも君の場合は大丈夫かも……。
:え、なんで?
:すぐに敵国から戦争しかけられて、あっとゆーまに滅びそうだし。
:い、嫌なこというな! 危なくなったらお前が助けてくれるんじゃないのか!?
:えー、めんどくさぁ……。
:た、助け合おうぜ……。