連載:気まぐれゲーム雑記 第1015回:Wii Uは2018年3月期で生産終了する可能性があるようです
NXに全力投球でどれだけ引っ張れるか
NXはWii Uの次なるハード、でも「後継機」じゃない
AZです。レビュー予定の「Factorio」という早期アクセスゲームがあるのですけど、早期アクセスなのに良い意味で時間を忘れるくらい大変危険なゲームだ(褒めてます)という事をまずはお伝えしておきたいと思った所存です。
それはさておき、Wii Uは2018年3月期で生産終了する可能性があると任天堂の君島氏が発言したそうです。
君島達己社長は、(NXについて)現行機の後継ではないとした上で「新しい遊び方や体験ができる」と述べた。6月に開催される世界最大級のゲーム見本市「E3」では展示しない。
NXの生産に注力するため、据え置き型ゲーム機「Wii U(ウィー・ユー)」の生産は「18年3月期に終える可能性はある」(君島社長)という。
[引用元:共同通信]
まぁ、そうなりますかね。
日経新聞はWii Uの2016年内生産終了という記事を書いたわけですが、NXの発売時期が2017年3月になったことでズレたという雰囲気にはなりましょうか。市場ではWii Uの品薄ムードが漂い続けているようですが、ゼルダの件も含めNXへの切り替えが早いというのは、色んな意味で任天堂らしいとも感じさせてくれます。
だからといってWii U向けタイトルがすぐさまなくなるというわけでもありません。任天堂の資料によれば、Wii U向けには「ペーパーマリオ カラースプラッシュ」や「Project Giant Robot」、ローカライズが中心となるサードパーティタイトルなどが控えているようで、NXが出るまでどういう推移を辿るかが見どころにはなりそうなところでしょうか。
また、気になるところは「現行機の後継ではない」というところと「E3に展示しない」という2点。もとより岩田社長時代にも、プラットフォームの定義を変える、といった話題が出ていましたが、後継機ではないという事は互換とか何だとかが何となく見えてきそうな気がしないこともありません。その一方で、E3で展示せず違う機会を用意する事も挙げられており、かなり慎重にお披露目の機会を狙っている事も窺えます。
NXからamiibo、スマートデバイス展開と話題も増えてきた任天堂ですが、NXは出だしが上手くいくかどうかにかかっている様な印象も受けます。どういったラインナップがそろえられるのか、またWii Uから上手くバトンタッチできるのかどうかを含め、暖かく見守っておきたいですね。
:Wii Uは2018年3月期で生産終了する可能性があるそうだよーってなお話です。
:まぁ、NX次第ってところなのかねぇ。
:伸びが厳しいハードに固執するよりも、すばやく次を展開していくってのは色んな意味で任天堂らしいね。Wii Uはタイトル不足が指摘され続けたハードでもあると思うので、NXではそこらへんを充実させて欲しい限り。……あと、ネットワークサービス周りをどうにかして欲しいかな……。
:まぁ、もはやハードとネットワークサービスはセットが当然な時代だし、ネットワーク関連はどうにかするんじゃネーの? ……たぶん、な。