連載:気まぐれゲーム雑記 第994回:Microsoftがクロスネットワークプレイの対応を正式発表した件

「どのデバイスか」ではなく、「どのデバイスでも」

クロスネットワークプレイの行き着く先

AZです。Windows 10へアップグレードしたくない人たちというのは、業務やアプリケーション未対応以外にどういったケースがあるのか、少し悩んでます。

それはさておき、Microsoftがクロスネットワークプレイの対応を正式発表しました。

Microsoftは14日、クロスネットワーク・プレーを正式に導入することを発表した。

今回発表されたクロスネットワーク・プレーでは、Xbox Liveを使用するXbox OneとWindows 10のプレーヤーが、その他のコンソールやPCネットワークを使用するプレーヤーを相手に、オンライン対戦などを楽しむことができるようになる。

これにより、これまでは同じXbox Liveを使用するXbox OneとWindows 10間でのクロスプレーのみ可能とされていたが、今回の発表によって、PS4やSteamのプレーヤーとのクロスプレーも可能になる。

~中略~

初のクロスネットワーク・プレー対応タイトルは『Rocket League』で、Xbox OneとPCのプレーヤーでの対戦が可能になる。なお、『Rocket League』は既にPS4とPCでのクロスプレーに対応している。

[引用元:Choke Point

時代の流れですかね。

Rocket Leagueにて、PCとPS4プレイヤーが一緒に楽しめているのは広く知られた事ですが、マイクロソフトは今までクロスネットワークに難色を示していました。FF14やストリートファイター5がその答えだったのですが、やはり時代の波に押された感がなきにしもあらず、といったところにも見えなくもありません。

また、マイクロソフトはゲーム事業を「Xbox OneとWindows 10」の両面から押し出すようになっています。マイクロソフトとしては、Xbox OneだろうとPCだろうと「マイクロソフト製品」さえ使ってもらえばOKという方針を打ち出しているわけですが、今回のクロスプレイ対応はサードパーティを取り込むのに一役買うことになりそうなのは言うまでもないでしょう。

さらに言えば、クロスプレイ対応タイトルだけとはいえど、Xbox Oneを筆頭にSteamやPSNのオンラインプレイヤー人口が増える事も予想されます。ゲームのプレイ人口が増えればそれだけ過疎化せずに済みますし、開発にとってもプレイヤーにとってもWin-Winの関係が築ける施策にも思えます。

今後、どれくらいクロスプレイに対応していくことになるのかは開発元次第ですが、開発元がどの機種にもアピールしやすくなったというのは大きな利点になりそうです。そのようなタイトルがどんどん増えていく事を期待したいモノですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第994回:Microsoftがクロスネットワークプレイの対応を正式発表した件に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:Microsoftがクロスネットワークプレイの対応を正式発表したよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。SteamやPSN利用者とも遊べるようになるのか。

しょぼーんさん:対応タイトル限定だけど、一応はそーなるね。非常に良いことじゃない? マルチ要素があるゲームはプレイ人口を増やしてこそ価値が上がるわけだし、どんどん対応していけば良いと思うよ。……オンラインプレイヤーが少ないゲームは、ほんと世知辛いからね……。

しゃきーんさん:……過疎ったMMOをたくさん見てきたもんなぁ……。

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