連載:気まぐれゲーム雑記 第900回:Microsoft、物理エンジンでお馴染み“Havok”を買収
色んなゲームに使われているのです
今後の活用が焦点になりそう
AZです。Wii U GamePadが帰ってきたので、今度は壊れないように気をつけたく思う所存です。
それはさておき、Microsoftが物理エンジンでお馴染み“Havok”を買収したことを発表しました。
Havokは、数多くのゲームに採用されてきた物理エンジン・ミドルウェアHavok Physicsで知られるアイルランドの会社で、2007年にはIntelに買収されていた。
今回の買収に関し、Microsoftは『Crackdown 3』を筆頭とするゲームで採用されているクラウド・サービスの充実といった革新性の推進のためと説明している。
[引用元:Choke Point]
これまた、色んなモノを買収してますねぇ。
一応、本家Microsoftの公式ブログでもすでに発表されております。英文が読める人は、そちらで確認してみると良いでしょう。
Havokといえば、色んなゲームで使われている物理エンジンです。具体的には、デモンズソウルや二ノ国、アサシンクリードなどUbisoftのタイトル、ヘイロー、コールオブデューティ、ディスティニーなどなど、Havokを使っているタイトルはかなり多くなっています。それくらい普及していますし、メジャーなモノだという認識で間違いはないでしょう。
そんな中での買収劇ですが、今回の買収により色んなメーカーにツールを提供しながら利益も確保していくといった姿勢になっていく様な気はします。また、ゲームに関しては「Crackdown 3」などクラウドで効果を発揮するタイプのゲームにも使われるようですし、開発側にとってはより良い環境が作られていく事になりそうです。
昨今のマイクロソフトは、色んなモノを買収しながらマルチデバイスへの対応やクラウドの強化を図っている事が窺えますし、今回のHavok買収もその一環のように感じられます。今後も、より良い環境が作られていくことを期待したいモノですね。
:Microsoft、物理エンジンでお馴染み“Havok”を買収したよーってなお話です。
:ふむ。なんかこう、最近はマイクロソフトが色々買収してる気がするな。
:色んな環境に対応するためってのもあるとは思うし、Havokによってさらに環境を良くしていこうという感じはするかな、と。……まぁ、なんだかんだと大企業だよねぇ……。
:ま、より開発しやすい環境が作られていくなら、それはそれで良いんじゃネーの?