連載:気まぐれゲーム雑記 第945回:EA、eSportsの推進を図るため「eSports部門」を設立
「競技性」と「娯楽」がキーワード
海外のeSportsの勢いはどこまでいけるか
AZです。色々とやることがたくさんあると、素晴らしいくらい年末進行だ、と達観させてくれます。
それはさておき、EAがeSportsの推進を図るため「eSports部門」を設立と発表しました。また、その部門のTOPにはピーター・ムーア氏が就任することが伝えられています。
Electronic Artsは,e-Sportsを担当する新たな部署,「EA Competitive Gaming Division」の設立をアナウンスした。ゼネラルマネージャーは,同社のCOO(Chief Operating Officer=最高執行責任者)を務めるピーター・ムーア(Peter Moore)氏が兼任し,e-Sportsの強化を図っていくという。
[引用元:4Gamer.net]
力の入れようが窺えますかね。
EAと言えば、日本だと「バトルフィールド」が知られている存在ですが、他にも「FIFA」や「Madden NFL」などスポーツゲームが強い企業としても知られています。eSportsの特徴とも言える「競技性」がある事と「娯楽」になる事が共存しているスポーツゲームなだけに、しっかりと今後も力を入れていくことが窺えるのではないでしょうか。
また、eSportsに関してはActivision Blizzardが部門を設立するなど、かなり活発な動きが見られています。もちろん、eSportsでも今話題のMOBA系となる「League of Legends」や「Dota2」ら有名タイトルがより話題を集めている事も、EAが本腰になるための拍車になったような気がしないこともありません。
日本の場合、まだeSportsとして話題になっているモノは余り多くもなく、いわゆるプロゲーマーな方々が活躍している場は格闘ゲームのジャンルが主流になっています。ですが、“DetonatioN”のようなプロのeSportsチームも出てきていますし、今後どういった形で日本に広まっていくのか、もしくは停滞するのかはしかと見守っておきたい部分があるのも否定できません。
海外の大手はeSportsに力を入れており、視聴しても楽しい「娯楽」となり得る「競技性」の高いゲームが今後も出てくる事になりそうです。今ある「League of Legends」や「Dota2」の他にも、どういった成功例が誕生していくのか、さらなる新作を楽しみにしておきたいですね。
:EAがeSportsの推進を図るため「eSports部門」を設立したよーってなお話です。
:海外の大手はeSportsをガッツリ推してるな。
:まぁ、世界大会とかやって賞金が出るってならやる人も多いんじゃない? それに、プレイヤー数が多ければ多いほど「見てて楽しい」という現象は起きやすくなるし、EAはそれだけのタイトルを持っているだろうからね。……今や、動画はすっかり「娯楽」になったなぁ……。
:まぁ、今なお問題も多いが、上手くやりくりすれば一層プレイヤーの幅を広げられるってところに目を付けたのが良かったんじゃね?