連載:気まぐれゲーム雑記 第546回:2013年は、2012年より家庭用ゲーム機市場規模が減少しゲームアプリ市場は拡大という結果になったらしい
気まぐれゲーム雑記
第546回:2013年は、2012年より家庭用ゲーム機市場規模が減少しゲームアプリ市場は拡大という結果になったらしい
色んなモノが浮き彫りになってきた雰囲気を感じられるかもしれません。
据え置き機の時代は帰って来るでしょうか?
AZです。ゲーム実況動画で4億稼ぐというニュースを見ていると、そりゃまぁどの人もこぞって挑もうとする新ジャンルなのだなと思わせてくれます。
ところで、ゲーム市場の動向などを調査しているらしい“ファミ通”がファミ通白書なるモノを発売すると言う事で、ちょっとした内容として2013年の家庭用ゲーム機市場とPC/スマホアプリ市場の規模を紹介しています。
2013年の国内家庭用ゲーム市場規模は、ハード・ソフト(オンライン含む)合計で4465億円と、2012年(4834億円)と比べ若干減少となった一方、オンラインプラットフォーム(ゲームアプリ・フィーチャーフォン・PC)市場は、前年比141%の6983億円と大幅に拡大した。スマートフォン・タブレット端末の普及にともなうユーザー増加や、ヒットタイトルの登場などを要因に、ゲームアプリ(スマートデバイス・SNS)が前年比157%の6069億円と著しく成長し、オンラインプラットフォーム市場の伸長に貢献したようだ。
この結果、ハード・ソフト・オンライン含めた全体の国内ゲーム市場は、初の1兆円超えとなる過去最高の1兆1448億円となった。[情報元:ファミ通.com]
金額はわからんにせよ、ゲームアプリ市場の方が大きくなるのは想定の範囲内ですかね。
日本における据え置き機の市場規模が小さくなっている事は、毎月発売されるタイトル数を見れば明らかとも言えましょうか。毎年ジワリと減っていってる気はしますし、中々話題を引っ張るようなタイトルが少ないというのが現実でしょう。それに、日本でSteamのようなモノが話題になるというのは、PCや海外に活路を見出した人もそれなりに多かった事が予想できます。
市場規模だけで言ってしまえば、すでにゲームアプリ市場は家庭用ゲーム市場を上回っており、どちらがメジャーなのかが露呈した形になっています。大手メーカーがゲームアプリ市場へ流れていくのも自然な事なのかもしれません。とはいっても、今のゲームアプリ市場がバブルになっている可能性も否定出来ず、結局は2つとも対応してバランスを取るのが一番無難な策にもなるわけですが。
また、日本においては据え置き機市場が緩やかに冷え込む中、海外では据え置き機市場が賑わってきているのE3で感じた人も多いとは思います。2014年のE3はどのメーカーも、ゲーム機はゲームをするためのものである、というのをひたすらにアピールし続けていた内容でした。すでに、日本の中小メーカーさえもPS4でタイトルを出すと発表している最中、大手メーカーがいつどのような手を打ってくるのかには注目が集まっています。
私としては、大手メーカーはそのうち据え置き機に移らざるを得なくなるとも思っておりますが、そういった状況になるまでどの程度を要するのかはさっぱり見えてきません。日本でも、据え置き機が大きく話題を牽引することになるのかどうかを生暖かく見守っておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:据え置き機市場が緩やかに衰退中でスマートデバイス市場は躍進中だよーってなお話です。
:まぁ知ってた、という他ねー話題だな。
:そんな感じ。結局のところ誰もがしたいのはゲームであって、それ以上もそれ以下もないのだよね。つまり、つまらんと思われたら終わりだし、アコギな商売して飽きられても終わるわけ。……PCも含めて、どのハードも良いゲームが出る事を願いたいものだねぇ。
:ま、盛りあがってくれない事にゃ良いゲームが集まりにくくなるだろうしなぁ。
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