連載:気まぐれゲーム雑記 第168回:オウガバトルシリーズで知られている松野泰己氏が語る伝説のオウガバトル製作の思い出話がクソ面白い、と言う話題

気まぐれゲーム雑記
第168回:オウガバトルシリーズで知られている松野泰己氏が語る伝説のオウガバトル製作の思い出話がクソ面白い、と言う話題

これ、一個のドキュメントですよ。

伝説のオウガバトルのドキュメント

今なお、その物語の終わりが見たいとファンが思い続けているゲームのひとつに、伝説のオウガバトルがあります。
開発スタッフは、松野泰己氏、皆川裕史氏、吉田明彦氏、岩田匡治氏などなど。今のゲームファンなら誰かしら一人は知っていそうなメンバーで製作された作品で、特に松野泰己氏はその作り出す世界観から多くのファンを魅了して止まない人物の一人でもあります。

そんな伝説のオウガバトルがスーパーファミコンで発売されてから、20周年となったそうです。それを記念(?)して、松野氏がツイッターで伝説のオウガバトルの開発について、出せる範囲内での知りうる情報を公開しました。結構長いですが、ファンとしても、またファンじゃなくてもオウガバトルが当時どうやって売れたのかというのを知る貴重な情報とも言えますのでご紹介です。なお、流石に長いの文章となるので、その後アレコレ書くのは少なめにしますが、わからないであろう用語に対してところどころに注釈を入れておきます。

Questは今はもうない会社で、伝説のオウガバトルなどの知的財産権はスクウェアエニックスが所持しています。

皆川とは皆川裕史氏の事で、現在スクウェアエニックスでFF14のUIアーティストとしてUIを担当している方です。また、吉田とは吉田明彦氏の事で、皆川氏と同じく現在スクウェアエニックスでタクティクスオウガのキャラクターデザインや、FF14のアートディレクター、ブレイブリーデフォルトのリードアーティストを担当しています。

スペースワールドとは任天堂スペースワールドの事で、あとで説明する初心会が開催していた会員向け展示会の事です。ようは、業界関係者や問屋限定のTGSみたいなモノを指します。

その時のCMがこれです。

初心会は任天堂製品を扱う流通組織で、任天堂ハード全盛期(つまりファミコン、スーパーファミコン時代)はかなりの力を持っていたことで知られています。もちろん良い話も聞けば悪い話も聞きますが、すでにない組織なのでそこらへんは何とも言えないところです。

伝説のオウガバトルに任天堂が協力していたというのも驚きですが、20年前からシリーズもの、キャラクターモノが売れていて、新規タイトルは売れないといった現実は変化していないのも実に面白いものがあります。任天堂は当時からそのことを危惧していた、ということでしょうか。……まぁ、最近はその任天堂からも新規タイトルは余り見受けられず、シリーズ物が多い気はしますが……。新しい遊び方を提供したWii Uである程度何かしらは見せてくれる……のかもしれません。

いずれにせよ、オウガファンにとっては実に興味深い話でしょう。ゲーム開発がどれほど大変なものかというのも垣間見える話だと思います。今後、こういった名作が出てくるかはわかりませんが、そうなってくれるよう楽しみにしたいですね!

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:僕らの松野さんが伝説のオウガバトルの思い出を語ったぞーってな話題です。

しゃきーんさん:どうでもいいが、僕らのなんちゃらって貴様の中で随分多いな。

しょぼーんさん:まぁいいじゃない。何となく語呂合わせがいいだけですよ。それはともかくとして、凄く興味深い話だと思うし、当時を知る人がほとんどいないって点で貴重な話題だと思う。まさにドキュメントですな。

しゃきーんさん:こういう作品があって有名なクリエイターが出てきたと思うと、それはそれで感慨深いものがあるな……。今後も名作と呼ばれる作品が多く出てきてくれる事をせつに願いたいものだ。

連載:気まぐれゲーム雑記 第168回:オウガバトルシリーズで知られている松野泰己氏が語る伝説のオウガバトル製作の思い出話がクソ面白い、と言う話題に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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