連載:気まぐれゲーム雑記 第9回:ゲーム情報に見る情報の入手と本の価値

気まぐれゲーム雑記
第9回「ゲーム情報に見る情報の入手と価値」

皆様は情報をどこで手に入れますか?

街の本屋さんは大切に……といっても、ビジネス的な理由でなくなったりします

お盆休みまっただ中です。
よって、主に日本ではたいしたゲームニュースがなく、何か新しい事をやろうと企てているけど、相変らずペースは牛歩で世の中上手く回っていない事を痛感してしまう今日この頃です。マイペース過ぎなのかもしれません……。

さて、今日のお話は街の本屋がなくなりつつある、という話題です。
この話題、以前も出たような記憶がありますが、改めて東京新聞さんの方で記事になっていました。

要約してしまうと、街の書店ビジネスは非常に厳しく、地域柄や経営の見込みが立たないなどでどんどん減っていっているけど、新しく出来るものもあるよ、といった話題です。

これは深い。非常に深いです。
仮にも出版業界に身を置いた事のある管理人としましては、本屋さん大好きッ子なのに、なぜか最近近場の本屋さんがなくなって薬局になっていたことに大変憤りを覚えたりしました(明らかに八つ当たりです)ので「ゲーム情報に見る情報の入手と本の価値」というテーマをゲームと絡めていこうと思う次第です。

情報の入手先は?

では、「そもそも情報って何だろう?」という話題です。
まぁ、情報という言葉をメンドクサイので辞書に頼ってしまうと「物事のお知らせ」などとあります。が、残念ながら今の話題にその答えは適切とは言いがたいです。
じゃあ何が正解? と言われると正しい回答があるかどうかはわかりませんが、今回のテーマで言うと「知識や経験など、自分が知りうる全て」が情報であるという定義にしておくのが無難なラインでしょう。

じゃあ、情報というものを「知識や経験など自分が知りうる全て」と定義した場合、皆様はそれ以外の情報をどうやって仕入れますか?
例えば、ゲームの攻略情報で構いません。自分で攻略するのもありです。ですが、より確実に情報を求めるなら、昔ならば攻略本を買うでしょう。
しかしながら、今なら攻略情報はネットで調べる、という人の方が多数である事は確実です。

かたや、経済情報はどうでしょうか?
日経新聞や、その他経済情報誌に書かれているような内容を、ネットで調べてどことなく納得……というわけでもなく、確かにそういう方も多いでしょうけど、日経新聞ネット版や実際の経済情報誌を買い、確実な情報を求める人が多いと思います。

この2つの共通する点と違う点を考えてみます。

共通する点は、知識、つまり情報を得ようと試みているわけです。要するに、情報を入手しようとしているということになります。
では、違いは?
言わずもがな「情報の価値の違い」です。ある種、信憑性の違いとも言えるかもしれません。どちらにしても、ゲームの攻略情報と経済誌に書かれる情報の違いはそういった部分に出ます。

経済誌の場合は、経済の専門家達が現在の経済状況やら何やら、今回の本屋さんの話題やらを語ったりします。それらは、専門的な説得力がないといけません。専門家だからこそ、説得力がある、と言えます。ですが、ゲーム攻略情報というものは「別に専門家じゃなくても問題がない」のです。ちょっと乱暴ではありますが、突き詰めて言ってしまえば、そういう事が言えると思います。

現在の価値は?

インターネットの普及で、その無限大にある情報網から情報を得ようとする人が大多数を占めることになりました。
そのことが、本から情報を得なくても構わない、と言う事につながってきている一因でしょう。
もちろん、本から得られる知識や利便性、というのも考慮して然るべきですが、そこは賛否が分かれる部分でもある、と言えると思います。

となると、ゲーム情報から見た現在の本の価値というものは今までに比べて低下している、という現実は否めません。
もちろん、DLCを添付したり、イラストや開発者インタビュー、ゲームの舞台裏設定、などメディアしか得られない情報で価値を上げると言う事は、今まさに多くのゲーム攻略本、ないしゲーム情報誌がやっていることでしょう。それも、純粋な攻略のみを知りたい人からすれば何とも難しい話ですが……。

まぁいずれにせよ、ネットで情報を得るという事が代用できてしまうので、本の価値というのが必然的に下がります。特に、情報誌というジャンルの類は、価値が下がりやすいように思えます。
そのことが街の本屋さんへ影響して、今の流れになっているとも言えるのではないでしょうか。

書店は、小売店です。すべては、出版社から来る本をどうやって品定めするかに寄ります。一方出版社は、売れない本を作るわけにはいきません。ある意味、一蓮托生です。ですので、出版社も本屋さんも、一緒になって色々と考えていく必要があるし、その価値を高めていかないといけないのではなかろうか? と思えます。
どんどん、街の本屋さんが減っていく中、どう打開策を見出すのか。元その業界にいた者として、どことない不安を抱きかかえながら見守りたいと思う所存です。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:街の本屋さんがなくなってるよーってお話とゲームな話題を絡めてみました。

しゃきーんさん:ふ、ふむ? 要するに、頑張ってその本からのみ得られる情報を作れってこと?

しょぼーんさん:そゆこと。ゲーム情報雑誌なんてなのは、メーカーさんに依存しちゃうからねぇ。そこは難しいかもしれないけど、企画は作れるんだろうから何とかやっていくのが良いんじゃなかろうかと。……その前にキャラクターの名前を間違って掲載するとか、情報の精度をどうにかした方がいいってところもあるけどネー。

しゃきーんさん:……お前の毒舌、久々に聞いた気がするわ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第9回:ゲーム情報に見る情報の入手と本の価値に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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