連載:気まぐれゲーム雑記 第996回:SCE吉田修平氏がクロスネットワークプレイについて言及
プレイヤーが増えるのは良い事です。
どこで「ビジネス」をするのか
AZです。最近、自分の運動不足が深刻すぎる事を自覚してしまったので、やむなく微々たる運動をすることにしました。
それはさておき、SCE吉田修平氏がクロスネットワークプレイについて言及しております。
吉田 修平
方針を変更したことは知っているよ。一部のゲームでXbox OneとPCのクロスプラットフォーム・プレーを実現すると聞いている。我々は昔から、PS3とPC、PS4とPC、最近では『ストリートファイター5』や『Rocket League』などでやっている。パブリッシャーやデベロッパーと協力してPS4とPC間でのクロスプラットフォーム・プレーを実現するというのは、我々にとっては新しいことでもなんでもないんだ。PCはオープン・プラットフォームなので、はるかに単純だ。2つの異なるクローズド・ネットワークを繋ぐ方がはるかに複雑なので、デベロッパーやパブリッシャーと協力して、彼らの意図を理解する必要がある。加えて、技術的な面にも目を向ける必要があるね。技術的な面は最も容易かもしれない。他にも、方針やビジネスの問題と向き合わなければならないんだ。
[引用元:Choke Point]
うまいこと、すりあわせて欲しいモノですね。
先日、マイクロソフトがクロスネットワークプレイを容認するスタンスになった事が報じられたわけですが、技術的な問題についてはいつの日か実現しそうな事ですので時間さえあればどうにかなる様にも思えてなりません。ともなると、実現可能かどうかは吉田氏が指摘するとおり、“方針やビジネスの問題”に集約されていくことになりそうです。
当然ではありますが、プレイヤーにとってクロスネットワークプレイは「万全なら」良いモノである事に疑う余地はありません。オンラインでのプレイヤーが増えるのは間違いない事ですし、過疎っていく速度も鈍くなることからゲーム全体の寿命もジワッと長くなるでしょう。つまりは、より長くオンラインプレイをできるようになるとも言えるわけです。
とはいっても、やはりソニーもマイクロソフトもビジネスとしてやっているわけで、慈善事業ではありません。今後は、双方がどれだけやる気を出すのかも見守られる事になるでしょうし、今しばらくは続報が出てこない話題になりそうな気もしてしまうところでしょうか。
クロスネットワークプレイが実現すれば、開発側からすればより多くのプレイヤーにアピールしやすくなりますし、あとはどれだけ続くタイトルが出てくるかが見どころにもなりそうです。プレイヤーにとって、より嬉しい環境ができていく事を期待したいモノですね。
:SCEの吉田修平氏がクロスネットワークプレイについて言及してるよーってなお話です。
:ふむ。まぁ、ビジネス的な問題があるのはやむなしか。
:そだねぇ。でもま、理想としてはやった方が良いのだろうし、色々とすりあわせる価値はあるんじゃないかな。こういった形で、ハードの垣根が低くなるってのは、良い事なのだとも思うよ。……あとは、どれだけタイトルが増えるか、だねぇ……。
:さて、どうなっていくことやら……。