連載:一週間(2015年12月6日~12月12日)を振り返るコラム的な何か 第171回:KONAMIと小島氏を取り巻く問題が「The Game Awards 2015」で出た一週間

KONAMI

KONAMIの話のオチはいずこ?

なるようにしかならないけど、情報開示は早めにした方が良い流れ

AZです。モンスターハンタークロスの面白味がやっと理解できてきました。

さて、2015年12月6日~12月12日までの間に一番見られた記事は、「KONAMI法務部が「The Game Awards 2015」への小島秀夫氏の出席を拒否した件」でした。まぁなんというか、小島氏とコナミを取り巻く問題というのは常にホットな話題となりやすい傾向があります。そんなわけで、コナミと小島氏周辺についてを振り返ってみましょう。

そろそろ決着して欲しい感はある

ウィッチャー3がゲームオブザイヤーを受賞したということで話題にもなった「The Game Awards 2015」ですが、そのイベント中に別の賞を獲得した「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain」で小島氏が本来出席予定だったのに、KONAMIの法務部が出席を拒否したと発言が飛び出て、別の意味で話題になってしまいました。「The Game Awards 2015」でも、このときだけは妙な空気になった感が見受けられたようにも思えます。

特に、出席者やゲーム業界関係者からの批判の声はストレートなモノでした。ギアーズオブウォーの生みの親の一人として知られているCliff Bleszinski氏は会場でブーイングをし、「Call of Duty」生みの親として知られているVince Zampella氏は“恥知らず”と評し、日本でも元スクエニ社長の和田氏が経営視点で感想を述べるなど、小島氏を取り巻く問題というのは国内外で大きくなっている事が窺えます。早いところ、事態の収拾を急いだ方が良いとは思いますけど……。

コナミはコナミの言い分があるというのも理解はできますが、それでも今のコナミの取っている対応は到底良い物とは言いがたく見えます。むしろ、こうまでしてやりたい事というのがイマイチ見えて来ないのが現状、といったところでしょうか。コナミと小島氏、双方の思惑がはっきりと分かってくれば良いとは思いますが、そういった事には一切触れない可能性もあるだけに、何ともモヤっとしている一件にも感じられたりはします。

良くメディアへの露出があった小島氏なだけにその動向が心配されるところにもなりますが、私としてはそろそろ事態を収拾して欲しいという気持ちもなきにしもあらずです。どういった答えが出てくるのか、ちゃんと見守っておきたいモノですね。

連載:一週間(2015年12月6日~12月12日)を振り返るコラム的な何か 第171回:KONAMIと小島氏を取り巻く問題が「The Game Awards 2015」で出た一週間に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:KONAMIと小島氏を取り巻く問題が「The Game Awards 2015」で出た一週間だったよーってなお話です。

しゃきーんさん:なんつーか、賞を受賞するのに手がけた本人が出席できないってどういう事なんだろうな?

しょぼーんさん:双方がどう思っているかはさておいて、開発の指揮を執った人が評されるってのは良い事に違いないんで、ちゃんと出席させるべきだったという話になるね。わたくしとしては、双方の意見がある以上は今の時点で思うことも対してないけど。……でもこれ、コナミはオチをどうするんでしょ?

しゃきーんさん:……わかったら誰も苦労しないだろうよ。

記事にコメントを書く