連載:気まぐれゲーム雑記 第839回:2015年の国内向け年末商戦ラインナップはどうなる?
国内向けタイトルの行方は?
各メーカーは頑張っていただきたい
AZです。欲しいモノをやりたい時にやるのがゲームだと思うのです。
それはさておき、SCEワールドワイドスタジオのプレジデントである吉田修平氏が、2015年の9月以降から年末商戦にかけてのタイトル群について語っています。
――今回のPlayStationカンファレンスで最も注目された『人喰いの大鷲トリコ』、『FF7』リメイク、『シェンムー3』、最後の『Uncharted 4』も含め、ほとんど2016年以降に発売されるタイトルです。とくに日本のユーザーから見て、今年の9月以降から年末商戦に向けて、どういうタイトルラインナップを期待していいのか、戦略面を教えていただけますか。
吉田: 日本のユーザーさんには、まず9月に『METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN』。そして海外タイトルがとにかく強いんです。海外で来週、日本では7月の『バットマン アーカム・ナイト』にはじまり、『Assassin's Creed Syndicate』、『Call of Duty: Black Ops 3』、『Fallout 4』、『Destiny』、『アンチャーテッド コレクション』、『Until Dawn』、『Tearaway』。好きな人にはとにかくすごいラインナップです。海外ゲームに興味のなかったユーザーも、どれでもいいからやってみてほしいです。ファンは増えてきていますが、食わず嫌いの方もたくさんいると思いますので。
それとPlayStation Plusに入ってもらえれば、毎月ごとに良いゲームを選んで提供しているので、試してもらうのはひとつの手です。あと、これから東京ゲームショウもありますし、年末の国内向けタイトルもすべて発表されているわけではないと思いますよ。
[引用元:Game*Spark]
まぁ、そうでしょうねぇ……。
よくゲームをする事でも知られている吉田氏なだけに、海外ゲームでもメジャーどころをしっかりと抑えてきています。ただ「Fallout 4」に限っては、MODが使えるか否かで面白さが雲泥になる可能性が高いので、理想はPC版であるというのは明記しておきたい。いやまぁ、MODを使わなくても楽しめるのは間違いないので、遊び方次第なのでしょうけど。
話を戻しまして。E3は海外のイベントですし、日本向けのタイトル群を発表するメーカーはそうもないでしょう。むしろ、グローバルに展開したいタイトル群を発表する場だと言えます。そういう意味では、スクエニの「ニーア」の新規プロジェクト発表と、「WORLD OF FINAL FANTASY」はどちらかと言えば日本向けなモノである事も何となく見えてきそうなモノはあります。
E3が終われば、今後の焦点はGamescomやTGSへと移行します。日本としては、TGSで何が出てくるか次第ですが、年末商戦に投入するようなタイトルをTGSで発表するメーカーがあるかどうかは、何とも計り知れぬところでしょうか。それだけ話題になるタイトルが出てくれば良いとも思いますが。個人的にE3 2015は「Fallout 4」が大きく話題を先行したような気もしますが、はてさて日本ではどういった年末商戦を迎える事になるでしょうか? 「モンスターハンタークロス」や「ペルソナ5」「スターオーシャン5」など2015年を予定しているタイトルもありますし、日本は日本で独自に盛り上がっていく事を期待したいモノですね。
:SCEワールドワイドスタジオの吉田修平氏が、2015年の国内向け年末商戦ラインナップについて言及してるよーってなお話です。
:まぁ、日本はこれからだよな。
:そゆことで。でも、Fallout4みたいに、発表後数ヶ月で発売だから! って方が圧倒的にインパクト強いので、どのメーカーの発表もそうあって欲しいとは思うよ。……大作だからこそできるアピール法かもしれんけどネー。
:TGSは盛り上がって欲しいもんだなぁ……。