「どの市場に最適化するか」が企業の命題なわけです。

1項目追加して、発売日リストを作ります

AZです。買い物に行った際、傘を持っていないのに微妙な雨が降ってくると凄く切なくなります。

さて、先週同様、少しだけ業務連絡をしておきます。今日も今日とて、リニューアルの進捗です。着実にゴールは見えているのですが、まずは進捗状況からご報告。

1. パーマリンク（要するに記事のリンク）の修正
   進捗：現在から過去に遡る形で2012年04月まで完了
2. 問題：記事の整理
   進捗：パーマリンクの修正を終わらせろ
3. 問題：ツイッターとの連動
   進捗：パーマリンクの修正を終わらせろ
4. 問題：デザインが完璧じゃない
   進捗：パーマリンクの修正を終わらせろ

以上のような状況でございます。で、ですね。ここに1項目追加します。

• 見やすく、システマチックに作れるゲームの発売日リスト

以前から、構想は練っていたのですがイマイチピンと来ないまま今に至っています。とりあえず、PHPでどうにかお気楽に作れないかと思ったりはしておるわけですが、なんとなーくの方針は考えています。自分だけじゃなく、当ブログを読んで下さっている人にも見やすいモノを作ろうと思う所存です。

一週間を振り返ります

では、気を取り直して。2015年5月31日～6月6日までの間に一番見られた記事は、3週連続で「三国志シリーズ最新作「三国志13」がPC/PS4/PS3から発売決定、発売日は12月10日」になりそうなところだったのですが、無事「KONAMI、「桃太郎電鉄」シリーズに関する見解を発表」が塗り替えてくれました。まぁ、それでも良い話題とは言いがたいわけですが……。そんなわけで、コナミに関する話題を振り返ろうかと思う次第です。

企業には企業の事情があるのだろうけど、嫌いなモノは嫌いです

何かと話題となっているコナミですが、桃太郎電鉄（以後、桃鉄）のさくま氏がコナミに対し何ら反応がなかったが故にシリーズの終了を告知した事に対し、桃鉄をなんだかんだと続けるようなニュアンスの発表だけはしました。実際、今のコナミをどの程度信用するのかは何とも言いがたいですが、それでも企業としての体裁を保った形となっています。

で、その発表で「弊社も長年かけて育ててきた大切なタイトル」という文言が、中々に物議を醸しているようですが、ハドソンはすでにコナミへ吸収されたわけですし、これはこれで仕方がないところでしょう。いやまぁ、心情としては誰がどうみても、桃鉄を育てたのは「ハドソン」やさくま氏な事に変わりはないわけですが、そこらへんにパブリッシャーかデベロッパーかのパワーバランスが何となく垣間見えるところとも言えます。それに、いきなり「あいつはワシが育てた」バリに言われても、そりゃまぁ釈然としない人の方が圧倒的に多いのは言うまでもありません。

コナミの話題と言えば、クリエイターだと昨年のIGA氏の退社に、ラブプラスシリーズの内田氏、箕星太朗氏が退社した件、更に未だ真偽がハッキリとしない小島監督の一件など話題が尽きない状態ですし、ゲームで言えばサイレントヒルズの中止は話題を集める形となりました。こういった動きの背景には、開発環境の大きな変化があった事がありありと分かりますし、日本市場の特異性が影響している可能性も捨てきれません。企業としては、より大きな市場でやっていく方が経営が安定するならば、それはそれで正しい選択なのでしょう。単なるゲーム好きとしましては、「経営が安定しようとも、やり方の好き嫌いは別問題」とも付け加えておきますが。

どうにもこうにも、パッとしない話題が続いているコナミではありますが、日本のゲーム市場はいよいよ目に見えた形で変化していこうという段階なのかもしれません。ゲームを取り巻く環境が急激に変化している事ですし、どのメーカーも「ゲームを遊んでくれている人達」を切り捨てるような事にはならないよう注意しながら対応していって欲しい限りですね。