連載:気まぐれゲーム雑記 第511回:独占タイトルを出す重要性は、買う人達へのアピールである
気まぐれゲーム雑記
第511回:独占タイトルを出す重要性は、買う人達へのアピールである
要するに、ハードの魅力をアップするわけで。
独占タイトルは相応の魅力がないとダメでもある
AZです。ゴールデンウィークだろうと、いつもと変わりない日常な気がします。
ところで、Xbox部門のTOPになったPhil Spencer氏が、独占タイトルの果たす役割について語っています。
Phil Spencer: 過去の世代がそうであったように、独占ゲームは引き続きXboxの新コンソール世代においても大きな役割を担うことになる。私はKinectやSmartGlass、Cloudといった独占プラットフォーム・フィーチャーを心から信じているが、Xboxではゲームこそがコンソールの根底を成すものだ。
~中略~
今年のE3は、独占ゲームやサード・パーティーのサポートに関する将来的なプランをゲーマーに紹介する重要な場になるだろう。
[引用元:Choke Pointさん]
かなりゲーマーにアピールしてますね。
Xbox Oneは最初の時点で情報の出し方に失敗をしたこともあってか、最近はかなりゲームについての情報を出して来ます。E3が近いという事もありますし、Xbox部門のTOPとしてはゲームを主軸に考えているというのも当然な流れではありましょうか。
過去には、さまざまなコンソールで独占タイトルが出てきました。恐らく、数あるゲームメーカーで最も独占タイトルを多く作ってきたのは任天堂のようにも思えますが、そういった意味でハードメーカーが出す独占的なタイトルというのは、ビジネスとしてもハードに最適化されたゲームなのかという意味でも重要な役割を持ちます。それでいて、ハードを牽引できる独占タイトルならば言う事もありません。
ハードメーカーは、自社のハードで独占タイトルを出すだけではなく、サードパーティにも独占タイトルを出してもらおうと色々な動きを見せます。とはいえ、このマルチプラットフォーム戦略がより一層進んだ現時点においては、どれだけサードパーティから独占タイトルを持ってくる事ができるかはかなり未知数にもなります。マルチでもDLCが出るのに差があるなどの差別化もありますが、ビジネスとしてハードメーカーもソフトメーカーも許容している事ですしそこらへんは仕方なきところでしょう。プレイヤーにとって嬉しい話かどうかは別問題ですし、プレイヤーのお財布事情を考えれば独占がどこまで正しいかは何とも言い様はありませんが。
独占タイトルを出すというのは、そのハードがどういった魅力を持っているのかを対外的にアピールするという事が言えます。それは最終的に、買うか買わないかを悩む我らゲーム大好きっ子達に影響するわけで、より良いアピールが求められる事になります。どういった独占タイトルが良いのかは好みの問題ではありますが、より多くの人が盛り上がれそうなタイトルでアピールしていって欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:独占タイトルの重要性ってのが語られていたんだけど、まぁとどのつまりはハードを欲しがるようなきっかけ作りなのだと思うのです。
:あとは、ハードを買った人達への満足感を上げるくらいだな。
:今や、UBIみたいに何でもマルチ! ってスタンスが増えていくであろうと言われる中で、ハードメーカーはどうやってサードパーティを取り込もうか必死なわけだし。……その白羽の矢がインディーゲームってのは、何ともアレな感じがしないこともないけどネー。
:それでもインディーゲームに注目が集まるというのは良い事だとも思うがね。
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