連載:気まぐれゲーム雑記 第425回:国内のゲーム市場規模は相変わらず縮小傾向のようです

気まぐれゲーム雑記
第425回:国内のゲーム市場規模は相変わらず縮小傾向のようです

消費者としては、ただただ面白いモノがしたいだけですが。

残るべくして残るけど、どこがどうなる事やら?

地味に風邪が治ってきた気がするAZです。ぶり返さないように細心の注意が必要です。

ところで、PS4やらPlay Station Nowやら何かと騒がれている気がしないこともないゲーム市場で御座いますが、ファミ通が自社調べとして国内家庭用ゲーム市場規模を発表しています。

<2013年(52週)>

ハード:1553.1億円(昨年対比:87.3%)

ソフト:2536.6億円(昨年対比:93.5%)

合計:4089.7億円(昨年対比:91.0%)

<2012年(53週)>

ハード:1779.8億円

ソフト:2712.1億円

合計:4491.9億円

~中略~

2013年の家庭用ゲーム市場は、ハードが昨年対比87.3%の1553.1億円、ソフトが同93.5%の2536.6億円、合計で同91.0%の4089.7億円となりました。据え置き型ゲーム機の新型ハード発売が控えていることもあり、市場全体としては前年比マイナスとなっています。

[引用元:ファミ通.comさん]

順調に減ってますね。

ここ数年は、毎年市場規模が縮小しています。それを踏まえれば、今年ファミ通は「据え置き型ゲーム機の新型ハード発売が控えていることもあり、市場全体としては前年比マイナス」と評していますが、流石に少々苦しいアプローチに思えないこともありません。

ファミ通の記事をざっと見てみると、国内では昨年3DSを中心にミリオンセールを飛ばしたのは記憶に新しいですが、Vitaも年間119.8万台の販売数を出したなどジワジワと頑張っている様が見て取れます。とはいっても、基本的に携帯ゲーム機市場が盛りあがっていて、据え置き機市場はイマイチ盛りあがりに欠けている部分があるのも確かでしょう。PS4でそれを払拭出来るか、Wii Uは期待作でどうにかできるかが焦点となります。

携帯ゲーム機市場が中心となった日本とは違い、海外ではPCや据え置き機の人気は未だ健在です。海外でもスマートデバイスは増加傾向にありますが、PS4は2013年内で420万のセールスとなった事を発表していますし、Xbox Oneも300万を突破した事を発表しました。据え置き機の存在感は、海外では確かに感じる事ができます。

また、Steam MachineでSteamがご家庭に進出できるのかどうかが見どころでもありましょう。……いやまぁSteam Machineは値が張っているので、ゲームもプレイ可能なスペックのPCを購入する方が堅実だとは思いますが。

人の常として、時間は有限です。その中で多くの消費者にどうやってゲームの魅力を伝えるかがポイントではありますが、今ではスマートデバイスやインターネットの普及で娯楽に対する選択肢が増えています。そのような状況で国内のゲーム市場はPS4やWii Uでどれくらい盛り上げていく事ができるかに焦点はあたりますが、盛り上げるには多くの人が「面白い」と思えて欲しがるようなタイトルが出て来ない事には中々難しい部分もあるでしょう。我ら消費者を、より賑わせるような代物がたくさん出てきて欲しいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:国内のゲーム市場規模が小さくなってるよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ、消費者の興味が違う方を向いているというなら仕方がない話だよな。

しょぼーんさん:今はスマホでもPCでも、家庭用ゲーム機以外でもゲームが可能な娯楽が増えたからね。娯楽産業として、どうアピールするかが勝負どころになってきているんじゃないかなぁと。……でもま、いつも通り残るところは残るし、消えるところは消えるだけの話だとも思うけどネー。

しゃきーんさん:……極力消えないで頑張って欲しいとも思うが、サイバーフロントみたいなオチも困るしなぁ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第425回:国内のゲーム市場規模は相変わらず縮小傾向のようですに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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