連載:気まぐれゲーム雑記 第11回:NEOGEO Xが男前すぎるという話題
気まぐれゲーム雑記
第11回「NEOGEO X GOLDが男前すぎるという話題」
それでも時代は繰り返すのです。
洒落にならない価格のNEOGEO
この連載、かれこれもう10回超えてたんですね。
見られている連載もあれば、そうじゃない連載もあって、世の中の動向というものは本当に難しいと感じてしまう今日この頃です。
さて、本日はNEOGEOな話題です。
旧SNKさん。今でいうSNKプレイモアさんは、格闘ゲームファンならご存じの会社ではあるところですが、かつてそれはもう「素晴らしいくらいロムがクソ高いハード NEOGEO」を販売していました。100メガショック! のキャッチコピーは、値段も100メガショックだというのがもっぱらの話題だったのを良く覚えています。
当時ゲームソフトは1万円前後しましたが、NEOGEOの場合、ソフトだけで3万程度はしたでしょうか。ある種、時代が生んだ異端児とも言えるべき存在です。あ、ついでに言えば、ロードもクソ長いです。
まぁ、それは旧SNKさんの倒産騒ぎのすったもんだで消えゆくハードになったわけですが、このたびそのNEOGEOがNEOGEO Xとして海外で発売される事になりました。詳しくはこちら。
まぁ、いつものように要約してしまうと、12月6日に20タイトル入りで$199.99にてNEOGEO X GOLD(3つを合わせた名称みたい)っていうのを売るヨーってお話です。
2D格闘ゲーマーなら涎モノ?
NEOGEOジョイスティックに携帯機、ついでにハードも付けて$199.99。日本円にすれば1万6千円です。これが20タイトル入りだから「あの当時のロムの価値を考慮すれば」素晴らしい価格と言えます。もっとも、時代と共にソフトの価格も落ちる、という前提なら、話は変わりますが……。
これの凄いところは、HDMIやAV端子を使う事で大型テレビでも楽しめるような設計になっているということでしょう。もっとも、ゲーム自体がHD化されているかどうかなんて話はでていませんし、もとより携帯機の画面をHDMIに出力できるといった仕様のようです。
ですが、最初からインストールされているタイトルに「餓狼伝説」、「真サムライスピリッツ」、「KOF95」、「ワールドヒーローズパーフェクト」、「龍虎の拳2」など、SNK全盛期の2D格闘が収録されています。これらのタイトルに何かを感じる人は、もしかしたら買いかも? しれません……。
なぜ今?
今までの流れでわかるとは思いますが、今のところ日本での発売発表はありません。少なくとも現状なら「HD化したタイトルをPS3なり何なりで配信した方がマシ」と思えるのは、管理人だけじゃない……と思いたいです。いや、発売する意気込みはスゴイですけどね?
販売地区として北米と欧州、アジアが挙がっていますが、海外でなら一部のコアな方々が多いでしょうから売れるような気もします。
なぜこのタイミングなのかなぁ、と漠然と考えてみましたが、どう頑張って考えても「コレクターに売りたいのかな?」という答えしか出てきませんでした。うん、本当に分からない。
ライセンス許可をしたSNKプレイモアさんやこれを発売することになったTommo.Incは、本当に男前だと思います。なんというか、昔に見られた「売れるか売れないかわからないけど、とりあえず出しちゃえ!」みたいな、謎の意気込みを感じてなりません。どことなく、昔もっていたピピンアットマークと同じ雰囲気がしますし。
ですが、管理人はそういった謎の意気込みは大好きです。というわけで、当ブログとしましては、NEOGEO Xが実際日本に来ても管理人は買わないでしょうけど、是非管理人の買わないという考えを変えてしまうくらい目覚ましい売れ行きを見せてくれると、謎の感動があって面白いなぁ……と思う次第です。……頑張って下さい!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:海外でNEOGEO Xっていう旧ハードの新ハード(?)が出るから、懐かしいねってお話です。
:売り出されるというのはわかったが、何で売るのかわけわからんわ……。
:さぁねぇ……。ビジネスとして考えるなら、需要があるから供給がある、と見るべきなんだけど。……需要あると思う?
:そんなディープな話、こっちに振るんじゃねーよ。
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