スマートフォン版が出る事や、アイテム課金である事など色々と話題を提供している「ファンタシースターオンライン2」ですが、有料課金部分についての言及が公式ブログでありました。以下、抜粋。

有料アイテムについて

有料アイテムについては、

• システム系
• 効率系
• 消費系
• アバター系

に分かれます。

システム系

色々な機能を使って、ゲームを楽しみたい方のためには、システム上の追加機能を行います。
買ったらずっと使えるものと、レンタルという形になるものがあります。
倉庫やスキルツリーの拡張(有料スキルがあるのではなく、新たなスキルツリーを持てる形になります。)、マイルームやマイショップの開設、アイテムトレードなどの拡張機能などがこれに当たります。
ゲームをより便利に、深くプレイしたい、という方はこちらを購入いただく形になります。
また、それらの機能をまとめたパック商品も存在します。
多くの方はこちらを購入いただいて、ゲームをすることになると思います。

消費系

消費アイテム系の一部も販売を行います。
自分を蘇生させるスケープドールは、今回は有料アイテムとなりますが、他人を蘇生させるムーンアトマイザーは有料ではありませんので、パーティーを組んでいれば問題ありません。
大きな効果を持つ全体回復系のアイテムもありますが、これはテクニックでも代用できますね。

時間短縮系

時間のない方が、少しだけ効率的にゲームを楽しめるようなアイテムを提供します。
武器の強化成功率アップアイテムや、ドロップ率、経験値アップのためのアイテムなどです。
ただし、ドロップ率や経験値アップは、効果時間が限定されています。
また、経験値はエネミー討伐時以外に、クライアントオーダーの報酬などでも入手できますが、アイテムで補正されるのは、エネミー討伐時の経験値のみとなるため、著しくバランスが崩れることはありません。

アバター系

キャラクターの容姿やコスチュームなど服飾系のバリエーションを、さらに楽しみたい方のために、販売を行います。
エステの機能のうち一部も、有料となります。

有料アイテムの中には直接販売されるものと、「アークススクラッチ」と呼ばれる、他のゲームで言えばくじやガチャと言われるもので提供されるものがあります。
ただし、スクラッチによって獲得したアイテムのほとんどはマイショップで販売が可能になりますので、メセタでの取引も可能です。
また、スクラッチには2種があり、安価なものには服飾系を含むさまざまな有料アイテムが入っており、少し高価なものには、服飾系アイテムのみが入っている、という形になります。

［情報元・ファンタシースターシリーズ公式ブログさん］

まず重要なのは、これらの前提にあるのは基本料金無料である、ということです。ですので、ゲームを提供する側は企業である以上儲けを出さないといけません。なので、脊髄反射的にアイテム課金を敬遠する、という事のないよう考える必要があると思います。

せっかくですので、言及された範囲内で考えてみることにします。

システムについてですが、すでに「多くの方はこちらを購入いただいて、ゲームをすることになると思います」と言及されています。ある種、これが「パッケージ代のようなもの」と言える部分だと言えます。要するに、完全無料な部分は大半が「体験版的な位置付けである」とも考えられます。果たしてそのパッケージ代のようなものの位置付けが、レンタル部分になるのか、永続部分になるのかは何とも言いがたいところですが……。要は、レンタルと言う名の課金をし続けないといけない部分というのがあるかもしれない、ということですね。

次に消費系ですが、ココは何とも言いがたいです。シリーズを通じてやっていれば、スケープドールは一個持ってあとは倉庫に入れておく、という風になっていくのはわかりますので、無くても大丈夫感はあります。他のアイテムも無理して買う必要もない、といったバランス……だといいのですが。

次に時間短縮系ですが、これはもうそのままですね。無料である以上、企業としてどこかで儲けなければなりません。とすると、そういった短縮するために課金をする、というのは普通の流れですね。これが良いか悪いかはわかりかねますが、バランスを崩さない程度、とあります。……となると、買う必要性は……？　なんとも難しい話です。

最後にアバター系ですが、有料アイテムと有料ガチャアイテムがあるようです。まぁ、こちらはもうお好みですね……。利益を出さないといけないというのがよくわかる部分でもありますし、究極のキャラクリエイトを目指したPSO2らしい課金ポイント、なのでしょう。

とどのつまり、結局はこれらがいくらかかるのか、という一点に尽きます。安いならそれなりにプレイする人も多そうですし、高いならユーザーが減るだけでしょう。今までPSOシリーズをやってきてハンターズライセンスを購入した事がある方は、それに相当するものがアイテム課金という名になった程度に思っておくのが良いかもしれませんね。