連載:気まぐれゲーム雑記 第936回:2015年のSteamオータムセールも終わり間近なので個人的オススメタイトルをジャンル別に紹介

Steam

凄い勢いでオススメします

ジャンル別で、セール対象タイトルかつ自分でプレイしたことがあるモノのみを紹介

AZです。こう見えて無類の酢飯好き(お寿司とかじゃなく、酢飯)なのですが、そんな酢飯好きに必須とも言える“すしのこ”という酢飯を作る際に楽な調味料があるんですけど、近所のスーパー等から軒並みなくなってて凄く焦ってます。

それはさておき、2015年のSteamオータムセールも終わり間近なので、個人的オススメタイトルをジャンル別に紹介していこうかと思います。紹介するのは、セール対象タイトル(目安として価格の上限は2000円前後)かつ自分でプレイしたことがあるモノのみで、全部紹介してたらキリがないので今回は20個程度を目安に紹介する事にします。また、当方は英語があまりできない事を自負しておりますが、英語オンリータイトルはそういった人でもできるか否かもあわせて書いていくのでどうぞよろしくお願いします。

オープンワールド

大作志向で言えば、「The Elder Scrolls V: Skyrim」が間違いなくオススメです。オープンワールドで自由気ままにファンタジーな冒険する様は、他のゲームでは余り味わえないモノでしょう。MODを入れれば、延々と遊んでいられる類い稀な一作と言えます。MODについてはSteam Workshopと連動しているので導入は非常に楽ですが、Steam Workshop以外のMODに価値を見出す人も多い(主にアダルトな感じのヤツ)ので、そちらのMOD導入は多少の知識が要求されます。今なら、DLC全部入りの「The Elder Scrolls V: Skyrim - Legendary Edition」を買うと良いでしょう。

オープンワールドで代表的馬鹿ゲーといえば、「Saints Row IV」を避けては通れません。GTAとは違った路線になりましたが、私個人としてはこの路線は嫌いじゃないのです。日本風に言うなら、笑いあり、涙あり、パロディありといったSaints達の総決算的ストーリーに加え、好き勝手に大暴れできる世界観になっているので、一度は触ってみると良いでしょう。ただし、シリーズものなので登場キャラクターは昔から続いている事を考慮しておくといいかもしれません。

シミュレーション・ストラテジー

ターン制の本格シミュレーションなら、「Sid Meier's Civilization V」で間違いありません。世界の歴史をなぞらえながら時代を進めていき、勝利を目指すといった内容です。元々中毒性の高いゲームシリーズですが、日本語で安心してプレイできるのは5でしょう。本格シミュレーションの入門としても、5は最適です。DLCをすべて入れてこそバランスが整うので、最初から完全版の購入をお勧めします。ただし、ハマってしまうとすさまじく時間が奪われるので、「ハマりすぎないよう注意」して下さい。

リアルな戦場で一般市民がどう生き延びるかを描いた「This War of Mine」は、かなり尖ってはいますが秀作でしょう。戦場に生きる一般市民として、終戦まで乏しい資源をやりくりしながら生き抜くことになります。テーマがテーマなだけに、非常に暗い世界観です。戦場に身を隠しながら、物資がどんどん減っていく中でどうやって日々を生き延びるかにスポットが当たっており、人間の暗い闇のような感情が見え隠れしてくるかもしれません。

「リアルすぎるのはちょっと……。」という人にオススメなのが、「Age of Wonders III」です。こちらはターン制のシミュレーションで、ファンタジーな世界を舞台に勝利を目指してプレイする事になります。海外モノなので、世界観は濃いです。このゲームの場合、日本語は入っていませんが、有志の方による日本語化が可能なのでそちらを使うと良いでしょう。できればコンプリート版が良いのですが、2000円をオーバーするのでそこらへんはお財布と相談なさって下さい。

「リアルな世界も、ファンタジーもちょっと……。」という人にオススメなのが、「XCOM: Enemy Unknown」になります。自身は、国際秘密機関であるXCOMの司令官としてエイリアンの迎撃に当たります。指揮官として部隊を編成して戦闘の指揮を出す立場になるのですが、部隊をどうするか以外にも武器開発や基地の運営に至るまでやることは盛りだくさんとなっています。主に、序盤をどう乗り切るかが一つの山場とも言えるSFシミュレーションです。日本語もあるので安心して下さい。なお、DLCを導入するとバランスが変化するので、最初からコンプリート版をオススメします。

都市開発系

テイストがSimcity4の流れっぽさを感じさせてくれる「Cities: Skylines」は、都市開発系タイトルでも非常に良い出来です。Simcity4に見られた、こつこつと都市開発できる喜びはなかなか得がたいモノでしょう。また、MODも多く取りそろえているのも特徴です。日本語化できるので、そのへんも安心できる内容ではないでしょうか。

「Cities: Skylines」ほど規模は大きくありませんが、村開発といったレベルになるのが「Banished」です。こちらは、1年目の越冬がどうにかできればあとは比較的のんびりと村開発に勤しむことができます。つまりは1年目が勝負になるわけですが、それをどう上手くやるかも面白いところです。こちらも日本語化MODがあるので、そちらを利用しましょう。

また、変わったモノとしては「Prison Architect」があります。ようするに、刑務所を作って管理・運営していく事になるゲームです。最近まで早期アクセスでしたが、無事製品版になった一作なのでそういった部分も安心できるでしょう。こちらは完璧ではありませんが、一応日本語化MODがあります。

ローグライク

日本代表のインディーゲーム「One Way Heroics」がオススメです。日本語名は「片道勇者」ですが、強制スクロール型のローグライクRPGとなります。DLCとして搭載されているOne Way Heroics Plusは、かなりボリュームを大きくしてくれるので、安いですしローグライクなモノがやりたければ買わない手はありません。

Co-opでやった方がより面白くなるのが「Risk of Rain」です。死んで覚えるタイプのローグライクなアクションとなっており、難易度は結構高めになっています。プレイしながら先に進めば進むほどキャラクターがアンロックされていく要素も楽しいですし、Co-opでやるとかなり盛り上がります。むしろ、Co-opじゃないと心が折れる可能性もあるので注意です。なお、日本語化はできませんが、Wikiを見ればどうにかなるかもしれません。

日本でも発売された「Rogue Legacy」は、死んだら世代交代するローグライクアクションとしてイチオシです。悪魔城ドラキュラライクな探索要素と、入るたびに変わるダンジョン、死ねば世代交代など、尖っていながらもよくできた一作と言えます。日本語化はあまりできませんので、注意が必要となります。

サンドボックス

何はなくとも、2Dサンドボックス界の代表格といえる「Terraria」は逃す必要もないでしょう。これまた見事な時間泥棒で、わたくしめも400時間以上を費やした驚異の一作となります。2Dな世界で、建築やアイテム作りと探索を同時に味わえるサンドボックスです。一緒にプレイしてくれる人がいると、なお面白くなるのは言うまでもなく、今年になってついに最終ボスが追加されたので、今から初めても何ら遅いことはありません。なお、本作に日本語は入っておらず、日本語化MODは一応ありますが、つかわなくても比較的直感でどうにかなるというのと、Wikiが充実しているので調べればどうにかなるレベルな気がします。

ちょっと変化球ですが、サンドボックス型のストラテジーとして「Craft The World」はかなり推しておきたい。ドワーフたちをRTS感覚で操作して、拠点という名の家を作りながら夜になると家に押し寄せる敵を迎撃しつつ、探索を進めるといったゲームになります。発想はTerrariaから得たものになっていますが、それとは違ったゲームになっているのがプレイすれば分かるのではないでしょうか。なお、こういったタイトルにしては珍しく公式で日本語対応しているタイトルなので、安心してプレイしましょう。

あとは、日本でも知られているPixelJunkシリーズの「Nom Nom Galaxy」なんかは、非常にお手軽です。惑星に降り立って、アストロワーカーとして会社のためにスープを作り出荷するという内容になります。会社のために働くだけあってなかなか忙しいゲームですが、オンライン・オフラインCo-opが可能なので、フレンドと一緒にプレイするとより楽しめるでしょう。

アクション

SFな世界で、ストラテジー要素を盛り込んだアクションができる「Transistor」はインディーゲームとしてオススメです。ストーリーはそこまで長くはありませんが、サウンドが非常に世界観とマッチしており、システムはリアルタイムなアクションを一時停止させ、アクションゲージが続く限りアクションを入力できるといったストラテジー的な要素があるモノになっています。正式な日本語はありませんが、ちょっとイジれば日本語化が可能です。

ステルスアクションとしては「Monaco: What's Yours Is Mine」がイチオシです。見下ろし型のステルスアクションで、それぞれ能力を持ったキャラクターを操作してステージに配置されたターゲットをゲットしてクリアしていく事になります。1人でも楽しいですが、最大4人Co-opが可能となっており、4人でやった際のカオス感はかなり盛り上がる事でしょう。フレンドと一緒に、協力しながらやるのもまた良いです。なお、日本語化はできないので、英語がわからない場合はストーリーを抜きにしてシステムを全力で楽しみましょう。

正直、どのジャンルに入れれば良いか迷ったのが「How to Survive」です。タイトル名だとサバイバルなわけですが、そこまでサバイバル感はありません。どちらかと言えば、ゾンビアクションの方が近しい様な雰囲気はしております。内容は、ゾンビのいる島に行き着いてしまい、そこでどうやって脱出するかを四苦八苦するといったモノです。ゲームに登場するコバックさんが、上手い具合に話を盛り上げてくれます。日本語もしっかりと搭載されているので、安いですし息抜きには良いタイトルでしょう。なお、続編も早期アクセスが開始されているので、とりあえず初代をプレイしてみるのもいいかもしれません。

何はなくとも、ひたすらにやってやられてやり返し続ける「Hotline Miami」もイチオシです。とても人を選ぶ事で知られておりますが、難解なストーリー展開やひたすらにやってやられてリトライし続けるゲームというのは、そうあるモノでもないでしょう。人を選ぶので、逆に安いからこそやってみるというのもアリです。ただし、「Hotline Miami 2」は1に比べて冗長になっているので、1で何が起こったか真相が知りたいという人は2もやってみると良いかもしれません。なお、「Hotline Miami」は日本語アリになっていますが、「Hotline Miami 2」には日本語がないので注意が必要です。

落下し続けながらガンブーツで道を切り開く「Downwell」は、インディーゲームとしてかなり秀作の一つです。ステージが毎回変わるというローグライクな要素を持ちつつ、アクションとしての難易度も結構高いモノになっています。やり込めばやり込むほど、上手くなっていくのが実感できるタイプと言いましょうか。ですが、先も書いた通り難易度が高いので、アクション慣れしていないと心が折れる可能性があるのは否定できません。それを考慮しても十分余り余る安さだとは思いますが。

シューター

シューターがプレイ可能なら一度は手を出して欲しいのが「Spec Ops: The Line」です。ゲームとしてはどこかで見たことがあるようなTPSですが、このゲーム最大の価値はストーリーにあります。“仕方がなかった”という言葉がかなりしっくりくる内容と言えます。難解な部分があるのも否定できませんが、ストーリー重視のTPSがしてみたい人は是非触って見て下さい。

サバイバル

サバイバルと言ったら、ドンスタこと「Don't Starve」はおさえておきたいところです。2Dな世界で、ただひたすらに生き抜いていく事になります。食料の確保から道具等の生産まで覚える事が多く、最初はよく死ぬ事になるとは思いますが、慣れてくるとかなり楽しくなってくる一作です。本作はソロプレイですが、早期アクセス中の「Don't Starve Together」でマルチプレイが可能になっており、マルチプレイの楽しさはソロプレイ時に比べてもかなり上がる(食料の確保など難易度も上がる)ので、フレンドがいる人は一緒にプレイしてみると良いかもしれません。なお、日本語はないのですが、Wiki等で情報をあつめればどうにかなるレベルな気がします。

総括

本当は紹介したいモノがもっといっぱいあったりするのですが、2000円前後という値段や1個の記事で多大な量のゲームを紹介するというのも当方の労力が半端ないので、今回はこの程度にしておくことにします。需要があるようなら、次回のセール(恐らく年末のホリデーセール)時にはこれに追加していく形でやろうかとは思いますので、どうぞよろしくお願いします。

連載:気まぐれゲーム雑記 第936回:2015年のSteamオータムセールも終わり間近なので個人的オススメタイトルをジャンル別に紹介に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:ちょっと需要があるかどうかわかんないんだけど、とりあえずSteamのセールも終わりそうだからわたくし個人のオススメゲームを紹介するよーってなお話です。

しゃきーんさん:まだまだ紹介してもいいタイトルはありそうだけどな。

しょぼーんさん:そうなんだけど、正直きりがないってことで一応目安とした20も超えたのだから、今回のセールはとりあえずこれくらいで勘弁してあげて。需要があるようなら、ほかのセール時も書こうかなぁと思う次第。……そのためにも、どんどん積みゲーを消化しないと……。

しゃきーんさん:……まぁ、それはもう頑張るしかねーな。

コメント (2)

名無しのゲーマーさん

酢飯美味しいですよねw私は甘いのより酸っぱめが好きです!w
AZさんのゲームのレビューが好きでして、このような形で多くのゲームを知ることが出来て…ありがとうございます!Skyrimは難しそうと敬遠していたのですが、やってみようと思います(´ω`)
これからも、たまーにでいいですので、レビューやオススメのゲームの記事を書いて頂けると嬉しいです!

AZ

AZ

>酢飯美味しいですよね
世界的に普及させ続けても良い食べ物だと思っております!

>AZさんのゲームのレビューが好き
いつも見て頂いているようで、本当にありがとうございます。
実は年末年始の期間にレビューをジワジワと出して行く予定でして、今はそのために準備をしている段階です。
どの程度出せるかは正直わかりませんが、何かしらが伝わるよう書きますので、掲載されたらまた読んであげて下さい。(`・ω・´)

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