「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」体験版:インプレッション

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ

AZです。スケジュールがカツカツです。

さて、7月30日発売予定の「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」(以下、不思議のクロニクル)の体験版がPS Plusにて先行配信されたので、早速プレイしてみました。片道勇者好きとしましては、そちらとの違いやら何やらをしかと書いてみようかと思う次第です。なお、プレイしたのはVita版となります。

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ

体験版は色々ロックされています

本作は、フリーゲーム「片道勇者」を原案にしたローグライクな強制横スクロールRPGとなります。フリーゲームですので、やってみるのが一番だとは思いますが、有料版となる「片道勇者 Plus」の要素も盛り込まれています。PLAYISMでも配信されているので、気になる人はフリー版からやってみるのも良いかもしれません。

まず、明確な違いと言えばグラフィックでしょう。片道勇者キャラが結構小さめなドット絵ですが、「不思議のクロニクル」ではメリハリがあるくらいには大きく描かれています。大きいしみやすいところではないでしょうか。

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ

グラフィックが違うのです

一方で、Vita版は結構動きが鈍いです。ついでに、ロードもジワッと長い。PS4版もあるのでそちらでプレイしたらどうなるのかはちょっとわかりませんが、片道勇者の方が色んな意味でさくさく動きます。……もちろん、PCスペックに依存はしますけど。

内容に関しては、原案というだけの事はあってか「片道勇者 Plus」の要素をかなり網羅しています。特にシステム面は、自動ターゲットがあるなど、Plusを見習っての仕様が盛り込まれている事が窺えます。そういったきめ細かいところは快適にできるようになっているので、安心できるのではないでしょうか。

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ

システムは万全です

ただし、体験版は何かと制限があるので、全力で楽しむ事はできないモノになっています。あくまでも、片道勇者っぽいローグライクなゲームである事が体験できるといった感じです。

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ

使用できません

また、体験版だと片道勇者では「次元倉庫」の要素となる“夢幻倉庫”が申し訳ない程度に使えます。概ね、片道勇者との差異は感じられず、むしろPCでゲームをする事に問題がない人は片道勇者、PCがよくわからない人はPS4、Vitaでお手軽にローグライクなゲームがしたい人は「不思議のクロニクル」といった住み分けで十分な気がしないこともありません。

不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ

夢幻倉庫になってます

冒険の評価などもそのままに、ストーリー面はジワッと違うモノへと変化しており、そちら方面で興味がある人はプレイしてみるのもアリです。体験版なのでウリの一つとも言える「世界の自動生成」はタイケンバン限定となっていますし、難易度もイージーオンリーですが、体験版でもかなり片道勇者らしさを感じられる一作となっています。ローグライクなゲームに興味がある人は、ぜひ一度プレイしてみて欲しい限りですね。

この記事を書いた人

AZ

AZ :

「独り善がりなゲームログ with 電漫堂」の管理人。かつて編プロに勤めていたけど、気づいたらWEB屋になってた。ハンドルネームは「アズ」と読むはずだけど、かつてとあるゲームで外人さんからボイスチャットで「Hey! AZ(エイジ)!」と呼ばれて以来、どう読むべきなのかをかれこれ10年以上悩んでる。

「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」体験版:インプレッションに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」の体験版インプレッションをしてみました。

しゃきーんさん:かなり、片道勇者だよな。

しょぼーんさん:そだねぇ。片道勇者をプレイした事がないなら、十分アリだと思うよ。PCでゲームをすることに抵抗がないなら、PC版でこと足りるとは思うけど。……どんな評価が出るか、色んな意味で楽しみっすなぁ……。

しゃきーんさん:ほんと、すこぶる良い結果になって欲しい限りだな……。

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