連載:気まぐれゲーム雑記 第774回:開発期間が長引くゲームは、期待されているかどうかが重要

気まぐれゲーム雑記
第774回:開発期間が長引くゲームは、期待されているかどうかが重要

グダりやすいタイトルと、そうじゃないモノがあるのです

長引いても価値が思えるかどうか

AZです。今手がけている案件がついにデスマーチへと突入してしまい、ゲームをするどころか更新頻度が若干落ちているわけですが、この雑記シリーズだけは死守しながらデスマーチを乗り切りたいと思う所存です。

それはさておきまして、ネタの宝庫ことKotakuにて今なお発売されないゲーム5選が公開されています。

開発が発表されてから数年、まだ発売されない......。そんなゲーム、実は結構ありますよね。そこで今回は、未だに発売されない、続報もなかなか聞かない、そんなゲームのまとめをご紹介します。

Doom4

Agent

Half-Life 2: Episode 3

Beyond Good & Evil 2

人食いの大鷲トリコ

[引用元:Kotaku

トリコ、いつ出ますかね?

年数だけで言えば、日本でもFF15は誇ってもいいくらい開発が継続しています。FF15のベースとなったFF13ヴェルサスが発表されたのは、2006年。その間に必ずしも正しく開発が継続し続けたかはわかりませんが、数字だけならすでに9年経過しており、小学1年生でこの事を知った子はすでに中学3年生or高校1年生です。それでいて、2015年に発売されるかどうかは微妙なラインなわけで、開発10周年記念として発売されちゃいそうなタイミングなのは、何とも上手いオチにはなりそうな気がしてしまいます。いやまぁ、ゲームとしても体験版の出来は結構良いと聞いているので、時間さえとれればやってみようとは思っておりますけど。……デスマーチ、終わらないかなぁ……。

それはさておき、「人喰いの大鷲トリコ」の場合は、たびたび海外で商標登録が消えたとか、再登録されたとか、そんな絶妙に微妙な話題が飛び交うくらいには「一体全体どうなっているのだ?」というタイトルの一つです。当然、「ICO」「ワンダと巨像」をプレイした人達からは大きな期待が集まるのも仕方がないわけですが、今のところファミ通の期待ランキングで何故か常連となっている「PS3版ラストレムナント」的な空気がしてしまっているのも否めません。一応、「人喰いの大鷲トリコ」はソニーとしても発売する気はあるようですが、外部から何も話が見えてこないのは不安になる一方と言えるでしょう。

開発期間が長くなってしまっているタイトル群は、期間が長くなっただけ予算をかけたことになります。また、時間をかければかけるほど、流行り廃り的な時代とのズレが生じる事にもなるのは想像に容易いでしょう。最近だと、マーベラスと稲船氏が3DSで出す予定だった「海王」が撤収したばかりですが、あれもなんだかんだと2011年10月に発表していた事から、損失として4.6億を計上しました。「海王」もメディアミックスやら何やらを狙っていたわけですが、結局マーベラスとしては「損失を出した方が続けるよりも得である」という判断をしたわけで、時によっては開発中止をするのも答えの一つであるのは間違いありません。

一つのタイトルにどういった期待をしているかで、個人の期待度というのも大きく変化します。今や、据え置き機での開発は長期間かかるというのが当たり前な時代になっておりますが、買ってくれる人達をどのように期待させ続けるのかも、メーカーにとっては課題なのでしょう。興味がありそうな人達を、うまいこと誘導し続けて欲しいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:終わりが見えそうで見えない作業を黙々としておりまして、テンションがちょっとおかしくなっているのでたまには妙な話題をとりあげてみようと思ったわけです。

しゃきーんさん:話題が出た以上は、開発が素直に終了を迎えるってのが一番の理想ではあるのだろうな。

しょぼーんさん:むしろ、話題を出したということは、情報を周知したというわけでして。ある程度の目処は立っているはずなのだよね。でも、思ったよりもコミュニティが形成されないとか、予算がないとか、人がいないとか、プロジェクトが頓挫しそうとか、開発が長引く要因ってのは色々あると思うよ。せめて、ゴールが見えているならまだいいんだけど。……今のわたくしがやってる作業もそんな感じだしね!

しゃきーんさん:……誇る事でも何でもネーだろ。

連載:気まぐれゲーム雑記 第774回:開発期間が長引くゲームは、期待されているかどうかが重要に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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しゃきーんさん

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