連載:気まぐれゲーム雑記 第754回:アメリカのゲーム業界団体が各ハードの市場規模予測を発表、PCゲームは今後も上向くらしい
気まぐれゲーム雑記
第754回:アメリカのゲーム業界団体が各ハードの市場規模予測を発表、PCゲームは今後も上向くらしい
PCと家庭用機とスマートデバイスは、それぞれに成長し続ければ良いと思うのです
どこまで成長し続けるかにも注目
AZです。最近、マウスのセンターホイールの動きが悪くなっていたのですが、無視してゴリゴリ動かし続けたらガッチガチに動かなくなってしまいました。
それはさておき、アメリカのゲーム体験向上を目的とした非営利団体The Open Gaming Allianceが、2019年までのゲーム市場予測をした市場調査会社DFC Intelligenceの調査レポートを報告しています。
[引用元:The Open Gaming Alliance]
なかなか面白い結果ですね。
報告では、コンソール市場は世代交代で2018年までは成長傾向、その後各ゲーム機が5,6年目でピークを迎えるため、再び下降すると予測。スマートフォンなどのスマートデバイスは今後も成長し続けて最終的にはコンソールを抜くとしています。また、携帯ゲーム機市場はゆるやかな縮小傾向との予想です。
PCゲーム市場は、右肩上がりに成長すると予想していますが、その背景にはアジアなどでPCゲームを選ぶ消費者が多かった事や、アジア以外にも8600万人の潜在的なPCゲーマーがいると見積もられていて、ソフトだけでなくハードウェアもPCゲーム市場の成長に一役買っているようです。他の要素としては、「League of Legends」や「World of Tanks」などのF2Pタイトルが人気な事や、eSportsが影響している背景もある事が挙げられています。
今後日本でPCゲームが話題となるのかどうかは何とも微妙なラインですが、Steamの台頭によりある程度変化が見られるのは間違いありません。世界的にも人気タイトルで、先日発売日が発表されたばかりの「METAL GEAR SOLID V : THE PHANTOM PAIN」は、PC Steam版が発売されることになっています。グローバルに展開している大作ならば、マルチデバイスに対応していく方針は今後も強くなる……かもしれません。
その一方で、面白いのはHandhelds、要するに携帯ゲーム機です。緩やかな下降線を描いているわけで、3DSやVitaが海外で苦戦しているのは周知の通りですが、そのことが見て取れる内容になっています。日本とは逆の状況ですが、グローバルに事業を手がけているハードメーカーが、今後どういった対策をしていくのかに注目が集まるのも自然の事でしょう。
PS4が勢いづき、PCもSteamを中心に盛りあがりを見せる中、ゲーム産業が今後どのような歩みを見せるのかは楽しみにしたいモノがあります。その市場も、確かな成長を続けていって欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:アメリカでのゲーム市場予測をした調査結果が出てるヨーってなお話です。
:PCもコンソールも成長し続けるか。
:そりゃまぁ、基本はそうなんじゃない? 局地的に、日本だけを見たらそうなるのかどうか、さだかじゃないけどね。要は割合の問題で、スマートデバイスだって伸び続けているのだから、日本はそっちの比重が多くなるかも? という程度でみればよろしいかと。……特に、PCと据え置き機は伸びて欲しいっすなぁ。
:ま、なんだかんだとコアなゲームが好きだしなぁ……。
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