連載:気まぐれゲーム雑記 第435回:セインツロウ4の発売日なので、レビューに書ききれなかったPC版のローカライズについて思う事を書いておこう
気まぐれゲーム雑記
第435回:セインツロウ4の発売日なので、レビューに書ききれなかったPC版のローカライズについて思う事を書いておこう
日本語が気づけば公式対応してるんですよね。
頑張れ僕らのセインツ
先日の記事で数少ない友人から「未だかつてないほど辛辣な記事だったが、大丈夫か?」と心配されたAZです。すべては「NEC ビッグローブを売却」がいけないんです。
さて、本日はコンシューマ版セインツロウ4の発売日で御座います。ゲーム内容についてはPC版でレビューをしておりますのでそちらをご覧頂くとしまして。ココではゲーム内容のネタバレとはほとんど関係ないローカライズな話について書いておこうかと思う次第です。あ、ちなみに、オープンワールドな世界でチート的な大暴れがしたい! という人にはオススメですよ? セインツロウ4。
元々PC版セインツロウ4はバイナリデータを弄って日本語化していたのですが、それでも一部の漢字や文字が穴あき状態で、DLCは英語のままの部分もありました。で、そこらへんを完全日本語化したPC版セインツロウ4を発売する予定だったのがサイバーフロントですが、解散を機に、こっそりSteamで公式に日本語が配信されていたんですよね。
セインツロウ4のSteamでの言語メニュー
中途半端な日本語訳だったDLCが見事に日本語化しております
最初にこれを見た時、「こ、こいつぁ一体どういう事なんだい? ジョージ。」と、わけのわからんアメリカンコントを心の中で始めそうな気分にもなりました。すでに死に体であるサイバーフロントは最後の最後までやらかしてくれていた、とでも言うべきなのでしょうか? もうどうにかなるわけでもありませんが、少々気づくのが遅かったです。調べてみればサイバーフロント解散後くらいには日本語ができたようですし、すでに日本語化してた私が気づいたのはレビュー後でした……。なんという勿体なさでしょう。
元々日本語は用意されていたというのは、埋め込まれていた日本語で多くのPC版プレイヤーは気づいたでしょうが、サイバーフロント解散後から颯爽とでてくるあたりは何とまぁ素晴らしい。これだからローカライズ事業を手がけているメーカーは、あれやこれやと言われてしまいがちになるのだ、とも思い知らせてくれた気はします。
今後、次世代機が登場するタイミングではありますが、ゲーミングPCがあれば十分と考えている人もいるでしょう。Steamはそこらへんを上手く突いてきますし、今後は運営のValveがターゲット通貨として“円”を挙げたことからも、日本でSteamがどうなっていくのかは大変楽しみにしております。
しかして、それと同時におま国やおま値などSteamならではの問題が勃発しやすい日本ですので、より一層おま国が進むのかどうかさえ心配になるという懸念要素も否定はできません。ローカライズ事業をやっているメーカー様におかれましては、プレイヤーに買わせる気があるのかないのかわかりませんが、プレイヤーから失望だけは買わないように上手くやりくりしていって欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:「セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション」の発売日なので、セインツロウ4のローカライズについて徒然なるままに書いてみました。
:気づくのが遅かったなぁ……。
:完全に出遅れた! って感じでしたな。まぁこうやってネタにしている以上は、ある種有意義だったのかもしんないけど。んでもさ、元々入っていたであろう言語を取り除いてどうこうするっていうローカライズ事業は、心底勘弁して欲しいと思う。……ローカライズの問題は何かと根深そうだよねぇ。
:ま、サイバーフロントがなくなる以上は、今後やっていくメーカーがどういう舵取りをするのかお手並み拝見って段階なのかもな。
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今まで中途半端に日本語化されていたのが、サイフロ解散を機に(?)、完全日本語化されたんですか。 こりゃ、サイフロが解散してなかったらセインツのおま値おま国があり得たかもしれないな… 今となっては真偽は闇の中ですが。
サイフロがなくなって寂しいと少しでも同情した自分が馬鹿でした。