「スプラトゥーン」多くの武器性能の修正を含んだ大規模調整となる更新データVer. 2.2.0が2015年10月21日配信決定、その詳細も公開

スプラトゥーン

今なお盛り上がり続けている「スプラトゥーン」ですが、多くの武器性能の修正を含んだ大規模調整となる更新データVer. 2.2.0が2015年10月21日配信決定しました。修正内容は次の通り。

メインウェポンのバランス調整

※△は上方修正を意図した変更、▼は下方修正を意図した変更

スプラシューター
スプラシューターコラボ
ヒーローシューターレプリカ
オクタシューターレプリカ

▼1発のダメージを36.0から35.0に減らしました。

N-ZAP85
N-ZAP89

△発射中の歩行速度をこれまでと比べて約11%速くしました。

シャープマーカー
シャープマーカーネオ

△1発のダメージを26.0から28.0に増やしました。

プライムシューター
プライムシューターコラボ

△インク消費量をこれまでと比べて約5%減らしました。

デュアルスイーパー
デュアルスイーパーカスタム

△発射中の歩行速度をこれまでと比べて約20%速くしました。

ジェットスイーパー
ジェットスイーパーカスタム

△インク消費量をこれまでと比べて約6%減らしました。

L3リールガン
L3リールガンD

△1発で塗れる面積をこれまでと比べて約10%を広げました。

H3リールガン

△射程をこれまでと比べて約15%長くしました。

△1発で塗れる面積をこれまでと比べて約15%広げました。

ノヴァブラスター
ホットブラスター
ホットブラスターカスタム
ロングブラスター
ロングブラスターカスタム

▼爆風の最大ダメージを125.0から80.0に減らしました。

▼攻撃力アップのギアパワーを複数つけた場合でも、1発の爆風のダメージが100.0以上にならないようにしました。

ラピッドブラスター
ラピッドブラスターデコ
Rブラスターエリート

△イカ状態から発射した場合に、弾が出るまでの時間を0.28秒から0.20秒に短くしました。

△発射後にプレイヤーの動きがにぶくなる時間を、0.43秒から0.33秒に短くしました。

カーボンローラー
カーボンローラーデコ
スプラローラー
スプラローラーコラボ
ヒーローローラーレプリカ

▼振り下ろし飛沫の中央部分とそれ以外でダメージを変更し、中央部分以外では一撃で相手を倒せないようにしました。

▼インク切れの状態で振り下ろした場合に出る飛沫では、一撃で相手を倒せないようにしました。

・振り下ろし飛沫が短時間に連続で当たった場合のダメージの計算方法を変更し、ダメージのばらつきを減らしました。

ダイナモローラー
ダイナモローラーテスラ

▼振り下ろし飛沫の中央部分とそれ以外でダメージを変更し、中央部分以外では一撃で相手を倒せないようにしました。

▼インク切れの状態で振り下ろした場合に出る飛沫では、一撃で相手を倒せないようにしました。

・振り下ろし飛沫が短時間に連続で当たった場合のダメージの計算方法を変更し、ダメージのばらつきを減らしました。

▼振り下ろしたあと、インクが回復し始めるまでの時間を0.83秒から1.17秒に長くしました。

パブロ
パブロ・ヒュー

△塗りながら移動する場合のインク消費量を、これまでと比べて約10%減らしました。

リッター3K
リッター3Kカスタム
3Kスコープ
3Kスコープカスタム

▼チャージを完了する前に発射した場合に、チャージ量に応じて相手に与えるダメージが40.0~120.0の範囲で変化していたのを、40.0~100.0の範囲で変化するように減らしました。

14式竹筒銃・甲

△インク消費量をこれまでと比べて約12.5%減らしました。

スプラスピナー

△チャージ開始から1段階目のチャージ完了までの時間を0.33秒から0.30秒に、チャージ開始から2段階目のチャージ完了までの時間を0.50秒から0.45秒に短くしました。

バレルスピナー

△インク消費量をこれまでと比べて約10%減らしました。

バケットスロッシャー
ヒッセン

△ガチホコバリアに与えるダメージをこれまでと比べて約33%増やしました。

サブウェポンのバランス調整

ポイントセンサー

△効果範囲の半径をこれまでと比べて約17%増やしました。

▼効果時間を10.0秒から8.0秒に短くしました。

スプラッシュシールド

▼相手の攻撃に対する耐久力をこれまでと比べて約40%低下させました。

▼投げたあと、インクが回復し始めるまでの時間を1.33秒から2.67秒に長くしました。

スペシャルウェポンのバランス調整

スーパーショット

▼発動してから発射できるようになるまでの時間を、最大0.55秒から0.92秒に長くしました。

・装備しているメインウェポンの種類によって、スーパーショット発動中の照準が異なっていたり、表示されていなかったりしていたのを、共通の照準が表示されるように統一しました。

ダイオウイカ

▼スペシャルゲージを貯めるのに必要な塗りポイントを、180pから200pに増やしました。

▼効果が切れたあと、0.75秒間攻撃が行えないようにしました。

▼ダイオウイカの当たり判定(相手の攻撃を受けるエリア)を、体の大きさに合わせて大きくしました。

ガチルールの変更

ガチエリア

・両チームともカウントがストップしているときに、リードされているチームのスペシャルゲージが自動的に少しずつ(※)増加するようにしました。

※カウントを進められているときよりも遅い速度で増加します。

ガチヤグラ

・リードされているかどうかにかかわらず、ガチヤグラを確保しているチームのスペシャルゲージが自動的に増加するようにしました。

※ガチヤグラがどちらのチームにも確保されていない場合は、これまで通りリードされているチームのスペシャルゲージが自動的に増加します。

・スペシャルゲージが自動的に増加する速度をこれまでより遅くしました。

・ガチヤグラ上でバリアやダイオウイカを使っているプレイヤーに対して、上方向や下方向から攻撃をした場合の弾く強さを少し強くしました。

・ガチヤグラの柱の頂点に向けてスプラッシュシールドを投げた場合の跳ね返りかたを修正し、ガチヤグラに乗ったままでスプラッシュシールドを乗せることが難しくなるようにしました。

ウデマエポイントの計算方法の変更

  • ウデマエ「S+」はこれまでより「S+」とマッチングしやすくなった代わりに、ポイントの増減の基本値を変更しました。
  • ウデマエ「S」はこれまでより「S+」とマッチングしにくくなった代わりに、ポイント増減の基本値を変更しました。
  • これまでウデマエの平均が「S」になるチームと「S+」になるチームが対戦しても、対戦後に変化するウデマエポイントの補正をしていませんでしたが、「S+」のチームが勝った場合はもらえるポイントが減り、「S」のチームが勝った場合はもらえるポイントが増える補正を行うように変更しました。
    (この補正により、「S+」のウデマエポイント99を維持する難易度が、更新前とあまり変わらないようにしています。)

対戦に関する問題の修正

  • インク切れの状態でスピナータイプのブキのチャージを開始すると、わずかにインクが回復してしまう問題を修正しました。
  • 通信の遅延が大きい状態でポイントセンサーやポイズンボールを相手に直接ぶつけた場合に、効果が発揮されないことがあった問題を修正しました。
  • ガチヤグラの上との境目ぎりぎりの側面で潜伏している場合に、上に乗っていないにもかかわらず、少しずつガチヤグラを進めることができてしまう問題を修正しました。
  • ガチホコバリアの表面と壁が非常に近い場合に、ダメージを与えられないことがあった問題を修正しました。
  • ガチホコバリアやスプラッシュシールドに弾をあてた場合に、一部のブキではヒット演出が表示されていなかった問題を修正しました。
  • 薄い壁に潜伏しながらスプラッシュシールドを投げた場合に、まれに向こう側に突き抜けて設置できることがある問題を修正しました。
  • 薄い壁の近くをローラーで塗った場合に、その壁の向こう側にいる相手にもダメージを与えてしまうことがある問題を修正しました。
  • 薄い壁の向こう側で潜伏している相手に、ダイオウイカでダメージを与えてしまうことがある問題を修正しました。
  • シュータータイプのメインウェポンを使用中に特定のスペシャルウェポンを発動すると、次の1発だけが、通常の連射間隔よりも早く発射されることがある問題を修正しました。

ステージの調整

  • ハコフグ倉庫:ガチホコルールで、意図しない場所を通ることができないように配置を修正しました。
  • シオノメ油田:全ルールで、意図しない場所にスプラッシュシールドを設置できないように配置を修正しました。
  • アロワナモール:全ルールで、意図しない場所を通ることができないように配置を修正しました。
  • モズク農園:ガチホコルールでの配置を修正しました。
  • ヒラメが丘団地:全ルールで、意図しない場所を通ったり、特定の場所にキューバンボムを付けることで不自然な塗りにしたりできないように修正したほか、ガチホコルールでの配置を修正しました。
  • マサバ海峡大橋:全ルールで、意図しない場所を通ることができないように配置を修正しました。

対戦に関する演出の変更

  • 味方がポイントセンサーやスーパーセンサーでマーキングされている状態の表示を、これまでより薄くしました。
  • スーパーショットの発射音をこれまでより大きくしました。

バトルドージョーに関する問題の修正

  • バトルドージョーでスプラッシュシールドを設置しても、相手のボムやブラスターの爆発によるダメージを防ぐことができない問題を修正しました。
    (この修正により、インターネット対戦時と同じ性能になります。)

その他

  • ブキ屋などで表示されるグラフで、わかばシューターやもみじシューター、N-ZAP85、N-ZAP89の攻撃力が本来よりも大きく表示されていた問題を修正しました。
    ※グラフ表示の修正のみで、相手に与える実際のダメージに変更はありません。
  • その他、お客様に快適に遊んでいただけるように、一部ゲーム内容を修正しました。

[引用元:任天堂

こりゃまた、半端ない量ですね……。

ここぞとばかりに大量の調整が武器からステージ等々各種盛り込まれることになります。特に、ブラスター系やリッター系、ローラー系、ダイオウイカ、スーパーショットらは下方修正メインなので、弱体化するといっても良いかもしれません。今までがアレ過ぎたというのもありますが……。

これほど大幅な武器の修正というのは、今までのゲームバランスを劇的に変える可能性もあるので、また色々と試してみる日々が続くことになりそうです。はてさて、どういったバランスに仕上がるのか、楽しみにしておきたいですね。

「スプラトゥーン」多くの武器性能の修正を含んだ大規模調整となる更新データVer. 2.2.0が2015年10月21日配信決定、その詳細も公開に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:「スプラトゥーン」の大規模バランス調整が発動するぞーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。凄い修正量だな。

しょぼーんさん:まぁいいんじゃない? 一部の武器が一強状態というのは、ワンサイドゲームになっちゃってあまり良い事ではないからね。良いバランスになっているのをただひたすら願うのみです。……わたくし、最近はもっぱら筆使いだからさほど影響なかった!

しゃきーんさん:まぁ、それでも色んな武器を試してみたら? ここまでの大規模調整なんだしさ。

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