SIE、eスポーツベンチャーのRTSと共同で格闘ゲーム大会「EVO」を買収

EVO

日本でも格闘ゲームファンたちに広く知られた世界的格闘ゲーム大会「EVO」ですが、SIEはeスポーツベンチャーのRTSと共同で格闘ゲーム大会「EVO」を買収したことを発表しました。

これ、賛否ありそうですねぇ……。

EVOは、昨年オンラインでのイベントを予定していましたが、代表のセクシャルハラスメントにより参加メーカーが相次いで撤退するという事態を招いており、事態の正常化と組織の健全化が求められていました。そういった意味では、SIEという巨大な組織のサポートを受けることになれば、組織が健全化するのも間違いはないでしょう。

その一方で、「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「Killer Instinct」などのPSプラットフォーム以外のタイトルはどういう扱いになるのかが懸念されていますが、EVOのビジネスディベロプメントマネージャーを務めるMark Julio氏は、今後も全てのプラットフォームタイトルを受け入れる事を表明しています。とはいったところで、ここについてはタイトルを抱える各メーカーがどういった判断をするか次第、とも言えましょうか。

ともあれ、大きな動きがあったことに間違いはなく、すでに2021年のEVOは8月のオンライン開催が決定しており、タイトルは「鉄拳7」「STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION」「GUILTY GEAR -STRIVE-」「Mortal Kombat 11 Ultimate」といったモノが発表されています。今度もタイトルは増えるようですが、どのようなモノになっていくのか、しかと見守っておきたいですね。

SIE、eスポーツベンチャーのRTSと共同で格闘ゲーム大会「EVO」を買収に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:SIEが、eスポーツ事業やってるところと共同でEVOを買収したぞーってなお話です。

しゃきーんさん:それ、どーなんだ?

しょぼーんさん:んー、端から見てる感想としては、何とも難しいところかなぁと。そもそも昨年は代表がセクハラやってたって告発されて退任する事になったけど、メーカーはEVOから撤退という流れになったわけで。EVOとしてすごく厳しい立ち位置だったから、こういうのも仕方がないと思う反面、スマブラみたいな任天堂タイトルがEVOに出てくるかどうかは難しくも思えてならないね。……ま、見守るしかないってことで!

しゃきーんさん:結局はそうなるよなぁ……。

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