比較記事:ファミ通とメディアクリエイトの販売ランキング比較 [集計日:2015年4月20日~4月26日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comと4Gamer.net(メディアクリエイト調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 赤い部分は新作タイトル
集計期間:2015年4月20日~4月26日
[参照元:ファミ通.comおよび4Gamer.net]
2015年4月20日~4月26日
新作は、次の8本となっています。
- ブレイブリーセカンド
- ブレイブルー クロノファンタズマ エクステンド
- 新次元ゲイム ネプテューヌVII
- TVアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ G4U! パック VOL.1
- 明治東亰恋伽 トワヰライト・キス
- トロピコ5
- CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 ExTime
- 討鬼伝 極
昔ながらの王道っぽいRPGこと「ブレイブリーセカンド」が、首位を取りました。やはり前作よりも勢いが感じられないところではあるのですが、とりあえずはまずまずといった印象もあります。今後、評価がどれくらい伸びるか次第でしょうか
「ブレイブルー クロノファンタズマ エクステンド」は、相変わらず根強い。この手のゲームは、クオリティさえ安定していれば一定層からの支持を得やすいでしょうし、シリーズもそこそこ長いことの強みにも見えます。
「新次元ゲイム ネプテューヌVII」は、前作からみると少々落とし気味な気もしますが、消化率的には無難なラインになっています。ネプテューヌ層が、PS4に移っているか否かが何となく垣間見える結果……かもしれません。
「トロピコ5」は、数字だけだと余り売れていない印象にもなるところですが、消化率は結構高めのようです。海外ゲームのシミュレーションというかなりニッチなスポットを今後も推し続けるのか、スクエニの対応を見守りたいところはあります。また、PS4版となる「討鬼伝 極」は、何とも微妙なラインのようです。元よりVitaやPSPで出たタイトルですし、ある程度は仕方がない結果でしょう。
その他、「明治東亰恋伽 トワヰライト・キス」「CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 ExTime」らは、いつも通りといった印象です。やはり、この手のジャンルは一定層を取り込みやすいだけに、上手いアプローチに感じられます。ですが、「TVアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ G4U! パック VOL.1」は、メディアクリエイトとファミ通で大きな差があり、ちょっと判断しかねるモノがあります。集計した店舗の差が大きかったのかもしれません。
全体的に見まして、新作が多いながらも凄く賑わったかと言えばそこまででもない、というようなところに収まっています。タイミングとしても、そういったところなのかもしれません。4月も終わりますし、ぼちぼち何かしら話題になりそうなモノが出てきて欲しいタイミングにもなりそうですが……。
各ハードについて
Wii Uは、先週から見てもさほど大きな変化はありません。来週やってくる「ゼノブレイドクロス」でどうなるか次第、でしょうか。とはいっても、元々Wii U持ちの人が買うようなタイトルであり、それ一個で凄く引っ張れるかと言われたら何とも返答に困るところではあります。
その一方PS4は、先週から伸ばす結果になりました。コレといった特定のハードがあるわけでもないので、この勢いを持続し続けて欲しいところはあります。
Xbox Oneの厳しさはまるで変化していません。日本市場では厳しくなる事は予想されていましたが、思った以上に厳しそうです。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
:「ブレイブリーセカンド」が首位だったよーってなお話です。
:ふむ。とはいっても、凄く伸びたって感じではないな。
:前作からみると、2,3割落とした感じかな。まぁ想定の範囲内にも思えるけど、シリーズモノだから仕方がないのかもしれない。……どれくらいが「サード」が出せるラインなのかなぁ……。
:ま、今後評価が伸びるか否か次第じゃね?