遠山からの依頼で、栃木の山奥へ赴いた高槻と尚哉。別荘地を作るための工事中らしいのだが、沼を埋め立てようとしたところ、不審な出来事が相次ぎ、困っているという。しかもその沼には「ヌシ」が棲むという伝承もあるらしく!? （――第二章「沼のヌシ」）

ついに激動の最終巻！　激しく燃え盛る炎の中、相まみえる優莉架祷斗と結衣。長女の智沙子、次男の篤志、四女凜香――犯罪史上最凶のテロリストを父に持つきょうだいたち入り乱れての死闘が幕を開けた。

昭和と令和を跨ぐ事件の捜査……そして再び浮かび上がる、死体売買組織「ターンボックス」の影。時代を超えて非道の限りを尽くす組織の正体とは。大人気警察小説シリーズ、ついにクライマックスへ！

次期国王であるアレクシスも国へ帰ってくるが、彼はヴァンを王宮から追放しようとする。彼に滞在を認めてもらうためにはヴァンは剣術大会で優勝しなければならないが、大会では魔法の使用が禁止されていて……。

青児と皓のもとに雑誌記者を名乗る女が現れ、以前、青児の住んでいたアパートの住人が二人とも殺人を犯したのちに死んだという。その物件を調べに向かう青児だったが……。

ボッス王国が冥府の罪人らによって乗っ取られようとしているとの報を受け、駆け付けたボッジたち。母ヒリングに強くなった姿を見せられたのも束の間、待ち受けていたのはボッジの天敵・オウケンだった――！

牛渕和歌子（うしぶち・わかこ）は前世――源義経の記憶を持つ、鎌倉の神社の娘。飛び抜けた身体能力を持ち、神社のご神体である刀・薄緑で悪鬼を祓う力を持つが、今世は目立たず普通の女の子として暮らしたいと思っていた。

有名ギルド『白銀の翼』で鍛冶師として働いていたマキナは、武器を大切に扱わないギルドメンバーにより「雇う金よりも武器屋で揃えた方が安上がり」という理由で追放されてしまう。