連載:一週間(2016年10月16日~10月22日)を振り返るコラム的な何か 第209回:「ニンテンドースイッチ」が発表された一週間
やりたいコンテンツと将来性はどれほどか
何はなくとも任天堂タイトルで盛り上がれば良い
AZです。シヴィライゼーション6を早速やったところ、徹夜しかねない勢いになってしまって、毎度恒例だなぁと思いつつ朝を迎えました。
さて、2016年10月16日~10月22日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、やはりニンテンドースイッチの話題でした。というわけで、先日は簡単にまとめましたが、その後出てきた情報も含め今一度振り返っておきましょう。
据え置き機と携帯機を併せた結果は、何はなくとも価格次第
任天堂の開発コードネームことNXがそのヴェールを脱いだわけですが、ザックリ言ってしまえばタブレット的な携帯機を兼ねた据え置き機にもなるハード、ということでした。この任天堂の提案を消費者はどう受け止めるのか、そこが最大の焦点になります。
また、ニンテンドースイッチのプロセッサがTegraである事が確定したわけですが、この時点でPS4やXbox Oneのソレとは違いが出ており、ハイエンド路線を歩まない事が見てとれます。ここらへんについては、恐らくNewニンテンドー3DSやPS4 Proのようなバージョンアップ系がそのうち出てくるのではないかとも思うところですが、「取り外せる据え置き機」という位置づけをやりたい任天堂らしい選択ではなかろうかとも思えたりはします。
また、新しい話題としては、Wii Uディスクや3DSカードを使って遊ぶ事ができない、という互換の話題も出てきました。
Q Wii Uやニンテンドー3DSタイトルの互換性はあるのでしょうか?
A Nintendo SwitchはWii Uあるいはニンテンドー3DSの後継機ではありませんので、Wii Uディスクソフトやニンテンドー3DSカードで遊ぶことはできません。[引用元:ファミ通.com]
ここらへんは、プロセッサをTegraに変えた影響にも思えるところですし、そもそもあの形状でディスクがどこに入るのか? という疑問も尽きないところではありましたので、概ね想定の範囲内といった気はします。とはいえ、今の時代にすべてゼロベースからタイトルを集めるというのはいささか厳しい雰囲気も否定できませんので、そこは見守りたい部分の一つとも言えます。
ニンテンドースイッチの続報についてはどうやら2017年に持ち越されるようで、しばらくは鳴りを潜める事になりますが、発売が近づけばローンチタイトルや詳細は問答無用に出てくる事となりますし、その時にまた色んな意味で話題になる事は間違いないでしょう。現時点での国内外の反応を色々見ながら、どれほどの人が実際手にすることになるのか、その登場を楽しみにしておきたいですね。
:「ニンテンドースイッチ」が発表された一週間だよーってなお話です。
:実際どう見る? アレ。
:んー、価格次第だろうけど、わたくしはきっと買うだろうなぁと思いながら見ておりましたよ。まぁ賛否両論ある代物だろうけど、それなりのモノは動かせるだろうし、何はなくともゼルダとかスプラトゥーンはやりたいゲームだからね。……ところで、任天堂製品なら是非試したい“強度”はどれくらいのモノなのでしょう?
:……精密機器なんだから、実際買ったら丁寧に扱おうな?