連載:一週間(2016年7月31日~8月6日)を振り返るコラム的な何か 第202回:Steam版「ダンガンロンパ」「ダンガンロンパ2」に日本語テキストが導入された一週間

スパイクチュンソフト コラム

結構な方針転換です?

PCでも広げていく必要がある時代。

世界樹の迷宮5、始めました

AZです。世界樹の迷宮5を始めたわけですが、最初から「ADVANCED」の難易度でやっているせいか、結構な地獄でございます。

さて、2016年7月31日~8月6日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、「Steam版「ダンガンロンパ」「スーパーダンガンロンパ2」に日本語テキストを追加するアップデートが無償にて配信開始」でした。これまた結構珍しい出来事、というべきでしょうか。そんなわけで、Steamに見る日本産の日本語なしゲーム案件について、振り返っておきましょう。

日本産の日本語なしゲームほど、セツナイ物はない

Steam版「ダンガンロンパ」「ダンガンロンパ2」に、日本語テキストが追加されました。少し前では余り考えられなかった事ですし、スパイクチュンソフトの方針なのかどうかはわかりませんが、コレはコレで良い傾向である事に間違いはないでしょう。

現在Steamでは、日本で作られながらも日本語なしのゲームがごろごろと存在しておりますが、そういう場合はパブリッシャーが日本語版の販売する権利をどうしているかが注目すべき可能性とも言えるのではないでしょうか。海外のパブリッシャーが担当していれば、日本語版の権利が得られなかった可能性もあるので納得のしようもあるわけですが、国内のパブリッシャーが日本語を抜いて販売するというのは販売機会を失っているだけですし、勿体ない気分にもなってきます。

今やマルチデバイスの時代に突入し、ゲームはPCでもスマートデバイスでも楽しめる娯楽になりました。だからこそ、より多くの人にプレイしてもらうには幅広く対応していくのが望ましい形ではあります。もちろん、メーカーはビジネスとしてやっている以上、儲けがないところには突撃しがたいのもわかりますが、SteamなどのPC方面にも自社タイトルを広げていくというスタンスは、日本でも色々と試行錯誤してみても良い時期にさしかかっている様にも思えてきます。

ともあれ、PCも一つの選択となるのかどうかが注目されていく事になりますが、どのメーカーも上手く立ち回ってもらいたいところはあります。家庭用機やPC、スマートデバイスなどゲーム市場も細分化されておりますが、どの市場も上手く盛り上がっていく事を期待したい限りですね。

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