いろんな意見があれば良いのです。

PCが動かないのは大変

AZです。なぜだかPCが不調で結局再インストールする羽目になり、１日をそれに費やしてしまいました……。

さて、2016年1月31日～2月6日までの間に一番閲覧数が多かった記事は、「レビュー「三國志13」：慌ただしい現実社会が垣間見えてくる三國志シミュレーション」でした。ゲームブログとしては、すこぶる良い感じな結果で何よりです。また、「Steamに参入した国内メーカーは、品質が問われているようです」なんかも見られたようなので、それら2つについて振り返ってみようかと思う次第です。

とりあえずアップデートに期待するしかない

三国志13のレビューをしたわけですが、その内容をざっと一言でいってしまえば「ここ数年に見られるいつものパワーアップキットなし版」といったところでしょうか。すでに、コーエーテクモはアップデート内容を告知したのですが、その内容を見ればレビューでいいたいことも大体伝わるとは思う次第です。なんというかこう、現状はかみ合わせが悪い感じですね。

レビューでは、少々否定的な意味も含めて書きましたが、アップデート内容を見てもやはり“もったいない”という印象がぬぐえなかったりします。最初からその内容が導入されていればレビューも結構変わっていたと思いますし、もうちょっと違った遊び方もできたかもしれません。……いやまぁ、延期してこういう流れなのだから、つまりそういうことだったのだとは思うしかないわけですが。

不満はあれど、アップデートで良くなればそれ相応に遊べるとも思っており、どこまでアップデートで良くなるかが焦点でしょうか。ついでにいえば、在野にメスが入るのかどうかも注目でしょう。今のシステムでは、在野の面白さが見いだせないのは間違いありませんので……。

ともあれ、新作をレビューする際は最初に出てきたモノをレビュー対象にせざるを得ないのですが、やはりそうなると「アップデートで修正する」というのはいいことに違いないのですが、そこに一抹の不満も出てきてしまうのも否定しがたいモノはあります。アップデートとパワーアップキットでどこまで変化することになるのか、暖かく見守って起きたいモノですね。

PC向けに出すならちゃんと最適化しろということ

ゲームメディアでも比較的尖れる存在のAutomatonが、Steamに参入した国内メーカーは品質が問われているといった趣旨の記事を載せました。実際その通りとしかいいようがないわけで、Steam参戦を果たしながらも「雑」さが垣間見えてしまうのは、ひとえに信用を失うだけという世知辛い結果が生まれてしまいます。

今や、家庭用ゲーム機市場は右肩下がりとなっており、2016年はそういった大きな意味でどうなるかも注目されているところではあるのですが、そういった中でPCというのは一つの選択肢となり得るのかどうかも見どころだったりはします。当然、家庭用ゲーム機市場が強い国なのでそちらも盛り上がってほしいのはいうまでもありませんが、どの市場も盛り上がるにこしたことはないでしょう。しかし、そんな状況下でありながら雑なPC移植のモノを出すとなると、PCで遊ぶ人たちにとってメーカーそのものの印象が悪くなってしまうのはいうまでもありません。

日本の場合、リージョン規制で買えなかったりするのでそもそも評価に気づかないといったケースはありそうですが、Steamでの評価が低いタイトルはSteamでは手が伸びにくくなるのも間違いないことです。かといって、Steamという大きな市場を逃す手はないのでしょうし、今のうちから丁寧に作って信頼を得るほかありません。……日本で信頼を勝ち取る気があるのかどうかは知りませんけど。

ともあれ、PCに限った話ではなく、どのハードで出すにしても最適化をするのは当然のことであり、それができないというのは「品質」が問われても仕方がないことでしょう。今後はうまいこと結果を出してほしい限りですね。