連載:一週間(2015年11月1日~11月7日)を振り返るコラム的な何か 第167回:今後のコナミの動向が注目される一週間
個人の声でどうにかなるなら、すでにどうにかなっている。
年末進行モードに入ります
AZです。海外版Fallout4が本当にSteamから買えるのかどうか、色んな意味で試されているのだと思うのです。
さて、2015年11月1日~11月7日までの間に一番見られた記事は、「コナミ、「METAL GEAR ONLINE」を手がけたかつての“小島プロダクション L.A.”を閉鎖」でした。まぁ、コナミのすったもんだは色々と注目されるのも仕方なしですかね。そんなわけで、コナミを取り巻く状況をさらりと振り返っておこうかと思う次第です。
とりあえず、結果を待つのみのフェーズっぽい
コナミが、「METAL GEAR ONLINE」を手がけたかつての“小島プロダクション L.A.”を閉鎖しました。小なり大なり、レイオフが発生したという話題も出ており、コナミの社内再編は着実に進んでいるのがハッキリと分かる結果でしょうか。
コナミのプロダクション制廃止から色んな話題が出てきており、小島氏は今現在一応コナミに在籍中という事になってはいますが、その去就は定かになっていません。小島氏ほどの人なら「言える様な状況になったら言う」でしょうし、噂やら何やらは話半分にしておく程度にして、素直に公式見解を待つのが一番といえます。
コナミは、ウイニングイレブンといった定番タイトルを家庭用機向けに出しながらも、スマートデバイス方面に注力しているのが現状となります。ただ、スマートデバイス市場での存在感は、スクエニやセガほどでもないような印象は受けるので、やはりパワプロ等々で手堅く勝負しているという印象が強いです。今後、開発費が高騰していく中でどのように勝負していくのかは見ておきたいところな気がしないこともありません。
小島氏は、コナミに残ろうが去ろうがどちらにせよゲームを作り続けていくようですし、残った場合の期待や去った場合の期待など、様々な期待が寄せられている様な気はします。どちらになるのかはわかりませんが、どのような事になってもより良いモノを作り続けていって欲しい限りですね。
:今週は、旧小島プロダクションL.A.が閉鎖した話題が一番賑わったよーってなお話です。
:ふむ。やっぱ、小島氏は注目の的だな。
:まぁ、大物クリエイターって人だからねぇ。でもコナミの一連の騒動については、正直もう「なるようにしかならない」し、ご本人がどんな選択をするのかを見守るのが一番かと。……早いところ、どちらも落ち着くと良いねぇ……。
:なんつーか、そういう内情をサクッと発表できないあたりに、企業特有のめんどくささってのが垣間見えるよな……。