連載:一週間(2015年8月9日~8月15日)を振り返るコラム的な何か 第156回:Steamで販売停止になったゲーム「Journey Of The Light」の話題が賑わった一週間
せめて、早期アクセスなら……まだ可能性は?
「商品」なら、完成されていて当然
AZです。お盆休みがあっという間に終わってしまいました……。
さて、2015年8月9日~8月15日までの間に一番見られた記事は、「Steamで販売停止になったゲーム「Journey Of The Light」の辿った道が実に新しい」でした。本当に、プレイヤーにとっては笑えない話としか言い様がありません。そんなわけで、本日はPCゲームだからこそ起こる問題を振り返っておきましょう。
問題は、完成された「商品」として売り出した事
Steamで販売停止になったゲーム「Journey Of The Light」ですが、その理由はゲームそのモノがクリアできない代物だった、というオチになっています。コレクターの人なら「発売停止されたゲームを所持している」という違った喜びはあるかもしれませんが、このゲームに期待して買った人には同情する他ありません。
そもそも、「Journey Of The Light」はSteam Greenlightで一定の投票を経て発売されたタイトルでした。だからこそ、期待していた人達にとっては「クリアできない」なんてことを想像できた人は皆無でしょう。早期アクセスならともかくとして、きちんと売り出されたゲームである以上、最後までプレイできるなんて事は「当たり前」の話です。
こういった現象は、PCゲームかつインディーゲームならではといっても過言ではありません。基本は叩かない姿勢を見せる当ブログでさえ、酷評せざるを得なかった「ラングリッサー リインカーネーション −転生−」なるモノも、なんだかんだとクリアは可能なのです。インディーゲームでも個人制作の場合、そのクオリティは発売されるまでわかりませんし、ある程度不安に見えてきてしまうのはやむを得ない話でしょうか。……いやまぁ、クリアできないのを売るといった時点で、特殊すぎる一例ですけど。
当然のことですが、金銭のやりとりがあった以上は「商品」に対しての責任を負う必要があります。プログラム上クリアできないなんてことはあってはならない話ですし、どの開発者様もプレイヤーの期待を裏切らないよう作り上げて欲しい限りですね。
:今週は、「Journey Of The Light」の話題が賑わった一週間でした。
:流石に、プログラム上クリアできないのは問題だな。
:問題以前に、話にならないね。それを売り物として売ったのだから、そりゃまぁあれやこれやと言われちゃうのは仕方がないかと。……こういう一例は、ほんと稀であって欲しいよね……。
:稀じゃなかったら、色んな意味で話にならんだろ。