連載:気まぐれゲーム雑記 第1088回:「PlayStation Awards 2016」に思う事
来年のFFはどうなる?
「売れ行き」で話題を牽引するのが「難しい」時代?
AZです。世間がDeNAとかキュレーションサイトで揉めておりますが、当ブログは一介の個人が運営しているただのゲームブログなのに企業様から「コンサルしたい」と謎の営業が連続であったりして、当ブログはどう見られてるんだよ……、と何だかセツナイ気分になった今日この頃です。もうあれだ、個人だけど「当ブログ」という言い方じゃなくて「弊社」とでも書き続けてやろうか、あ゙あ゙ん!? みたいな、そんなやさぐれた気分になってしまった事を深くお詫び申し上げる次第であります。今後とも、当ブログをよろしくお願いします。
それはさておき、「PlayStation Awards 2016」が発表されました。受賞タイトルは次の通り。
「PlayStation® Awards 2016」受賞タイトル
【Gold Prize】
受賞基準:累計生産出荷数および配信数の合計が50万枚を超えたタイトル(日本・アジア合算)
対象タイトル:2016年9月30日(金)までの発売・配信「プレイステーション」フォーマットタイトル
- DARK SOULS Ⅲ
- The Last of Us Remastered
- アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
- ウィッチャー3 ワイルドハント
- コール オブ デューティ ブラックオプスIII
- 実況パワフルプロ野球2016
- ソードアート・オンライン ロスト・ソング
- ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり
- ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- ペルソナ5
【PlayStation™Network Award】
受賞基準:年間のネットワーク売上上位3タイトル(日本・アジア合算)
対象タイトル:2015年10月1日(木)~2016年9月30日(金)までの期間中に配信された「プレイステーション」フォーマットタイトル
- ウイニングイレブン 2016
- ドラゴンズドグマ オンライン
- ファンタシースターオンライン2
【PlayStation®VR特別賞】
受賞基準:日本・アジア市場での盛り上がりに貢献した5タイトル
対象タイトル:2016年10月13日(木)に発売・配信されたPlayStation®VRタイトル
- NORTHERN LIGHTS-極北の夜空に輝く光の物語-
- PlayStation®VR WORLDS
- Rez Infinite
- サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム
- 初音ミク VRフューチャーライブ 1st Stage
【ユーザーズチョイス賞】
受賞基準:ユーザーの投票による得票数上位10タイトル(日本・アジア合算)
対象タイトル:2015年10月1日(木)~2016年9月30日(金)までの期間中に発売・配信された「プレイステーション」フォーマットタイトル及び2016年10月13日(木)に発売・配信されたPlayStation®VRタイトル
- Bloodborne The Old Hunters Edition
- DARK SOULS Ⅲ
- Fallout 4
- アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
- オーバーウォッチ
- コール オブ デューティ ブラックオプスIII
- ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- ペルソナ5
- 龍が如く 極
- レインボーシックス シージ
【インディーズ特別賞】
受賞基準:タイトルラインナップの拡大に貢献した5つのインディーズタイトル
対象タイトル:2015年10月1日(木)〜2016年9月30日(金)までの期間中に発売・配信された「プレイステーション」フォーマットタイトル
- Downwell
- Goat Simulator
- Salt and Sanctuary (ソルト アンド サンクチュアリ)
- 東方紅輝心
- ロケットリーグ
[引用元:Playstation.Blog]
いわゆる「話題どころ」なラインナップですね。
毎年のことですが、そもそも「PlayStation Awards」は売れたタイトルを表彰する祭典ですので、そりゃまぁしっかりと売れた物がラインナップされないと色んな意味で困るわけですが、100万を超えたタイトルが今年はなしという結果になっています。ちなみに、2015年の時は「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」「Minecraft」「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」の3つが100万超えのPlatinum Prizeを受賞しております。
ともなると、2017年のPlatinum Prize有力候補は、FF15になりましょうか。初週ではミリオンを達成できなかったということで話題になっていた気もしますが、今の日本市場を見ればそんな可能性があるのも否定はできませんでしたし、時代だと言われればそんな気にもなります。とはいえ、来年「PlayStation Awards」が実施されるまでにどこまで売り上げを伸ばすのかは未知数ですし、今後長期にわたるアップデートも予定されているので、そういった意味ではまだまだ当分話題を引っ張る事になるタイトルであるのも間違いはなさそうです。あとは、「ユーザーチョイス賞」に選ばれるのかどうかもキモなところでしょうか。
話を戻しまして。2016年のユーザーチョイス賞を見て気になるのは、「Fallout 4」「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」「オーバーウォッチ」「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」「レインボーシックス シージ」といった海外ゲーム群が半数を占めているという事でしょう。もちろん、それは日本とアジアの合算だから、というのもあるでしょうが、特にオーバーウォッチ」「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」「レインボーシックス シージ」の3タイトルはFPSであって、ずいぶんと面白い結果になっているとも見えます。しっかりと海外のゲームが日本にも浸透しているようですし、何よりというべきところでしょうか。
また、VRは来年以降が勝負どころですので置いておくとしまして、インディーゲームは「Downwell」「Goat Simulator」「Salt and Sanctuary (ソルト アンド サンクチュアリ)」「ロケットリーグ」など、PCでも賑わせたタイトル群が入っている印象でした。先ほどの4本はどれもプレイしましたが、ジャンルさえ合えば秀逸なモノばかりなので、願わくばためらうことなく突撃して欲しい限りではあります。
2016年は、「DARK SOULS Ⅲ」「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」「ペルソナ5」など評価が高いタイトルが集まった一方で、やはり100万超えの証であるPlatinum Prizeが出なかったというのは、ちょっと気にかけておきたいところとも言えましょうか。2017年に賑わせるタイトルはどういったモノになるのかも含め、暖かく見守っておきたい限りですね。
:「PlayStation Awards 2016」が発表だよーってなお話です。
:どれくらい売れたのかという表彰だから、何となく想像していたタイトルは入っている感じだな。
:そだねぇ。ユーザーチョイス賞も、売れ行きは強烈とは言いがたいけど「話題作」に集中したって感じになってて、やっぱ今後はそういった情報戦みたいな話題作りが大切になるのかな、と。あと、マイペースに頑張っているインディーなゲーム群は、Steamだとクッソ安いモノとか出たりしてるけど、面白そうと思ったら是非に突撃する思いでやって欲しい限りだね。……光る原石のようなゲームを見つけた時の感動は、かなり大きいですよ!
:……そういうのを探すのが色んな理由で大変だから、安心できる可能性が高いであろうタイトルを選ぶんじゃねーの?