連載:気まぐれゲーム雑記 第964回:日経が「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」のナンバリングが2016年に発売と報じている件

市場を動かす2タイトル

内容とビジネス共に注目されるタイトル

AZです。重要な事なので2度言いますが、「月曜日」です。本日は「月曜日」なのです。

それはさておき、日経が「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」のナンバリングが2016年に発売と報じております。

「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」。二大RPGの本編ともいうべき“ナンバリングタイトル”が、今年そろって発売される見通しだ。

ファイナルファンタジーの新作「ファイナルファンタジーXV」は、プレイステーション4(PS4)とXbox Oneの2機種で発売される予定。開発には実に10年もの時間を費やしたという。

要因の一つはバトル(戦闘)システムの変更。XVはアクションRPGとなり、コマンドを選ぶ従来の方式ではなく、キャラクターを操作して戦う。プレーの難易度がやや上がるため、従来のファンの賛否は分かれる可能性もあるが、アクションゲーム好きの取り込みを狙う意欲作になっている。

ドラクエシリーズの新作「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は、PS4とニンテンドー3DSで同時発売される。基本的なストーリーは同じだが、それぞれのハードの特徴を生かした内容になる。

PS4版は高画質のCGで緻密に描かれたゲーム世界が売り物だ。3DS版はデフォルメされたCG、懐かしい印象の「ドット絵」いずれかを選択でき、すれちがい通信など携帯ゲーム機ならではの機能が搭載される可能性もある。

昨今、据え置き型ゲーム機のソフトはやや勢いがない。しかし今年は100万本以上の売り上げが確実な強力ソフトのそろい踏みで、ゲーム機本体の売り上げ増にも貢献するだろう。

[引用元:日経新聞

FFは10年ですか……。

FF15は3月に発表会が予定されているはずですが、予定では2016年内の発売となってます。そこは問題ないわけですが、ドラクエ11については先日行われた「ドラゴンクエスト 30周年プロジェクト発表会」にて、30周年記念内(つまり、2017年5月27日まで)に発売できれば良いという事を示唆していました。よほどのサプライズがない限りは、2016年内は厳しそうな予感がしないこともありません。

とはいえど、FF15もドラクエ11もスクエニの看板タイトルなだけに、どちらもその売り上げは大きくなるのは容易に想像できます。それらのソフトでどれだけハードを引っ張れるかはわかりませんが、ソフトは確かな結果を残すという事は明らかでしょう。特に、開発から早10年が経過し、ヴェルサスから名前も変えたなど紆余曲折を経たFF15は、色んな意味で話題を呼びそうです。……まぁ、FF15の場合、10年もかけて作っていればその開発費たるモノはいかほどのモノかも計り知れないので、損益分岐点がどこになるかは何とも言えませんけど。

ハードを見れば、2016年はPS4向けにはFF15やドラクエシリーズタイトル、他にも日本メーカーによる話題作が登場予定となっており、2015年よりタイトル面で話題を呼びそうな流れになっているような気はします。その一方で、任天堂はNXの情報をいつ出すかが待たれている状況になっており、どういった仕様のモノになるかで反応も大きく変わっていくでしょう。そういった意味では、両陣営ともに関わっているスクエニは、スマホ市場と同様に実にうまいことやれている感を感じさせてくれます。

日経に書かれるという事は、それだけ市場に大きな影響を与えるという見方もできるわけですが、FF15とドラクエ11はどういった結果を出すかが大きな見どころかもしれません。日本市場と海外市場の違いも見据えつつ、その結果を楽しみに見守りたいモノですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第964回:日経が「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」のナンバリングが2016年に発売と報じている件に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:日経が「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」のナンバリングが2016年に発売と報じているよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ、FF15は予定通りならそうなるな。

しょぼーんさん:ドラクエ11の場合は、サプライズ的な発表だとあり得る話だけど、今のところはちょっと厳しそうな気もするかな、と。ま、何にせよどちらのタイトルもかなり大きな話題になるのは言うまでもないので、動向をしかと見守りたいっすな。……ただただ、面白いことを期待したいモノです。

しゃきーんさん:ま、看板タイトルなんだしだいじょぶじゃね? FF15なんぞ、開発期間が洒落にならんしな。

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