連載:気まぐれゲーム雑記 第1008回:米調査会社調べで「Miitomo」が1週間に28万ドルを稼いでいるそうです

Miitomo

順調に推移するのは良きことです。

この流れを維持できるかどうかが勝負どころ

AZです。編集の方が上手く舵取りできなかった時、しっかりと原因を突き止めてからその後の対応をしないと、色々酷いことになるというのは歴史が証明していると思うわけです。

それはさておき、米調査会社調べで「Miitomo」が1週間に28万ドルを稼いでいるといった記事が公開されています。

SurveyMonkey社によると、『Miitomo』は先週だけで260万のダウンロードを記録している。平均すると、毎日約37万ものダウンロードを記録しているようだ。そしてアクティブユーザー数だけで見ても月に400万のユーザーがゲームを触っており、100万近いユーザーが“毎日”ゲームを楽しんでいる。毎日、ふたつかみっつの活動を行ない、7~8分楽しむユーザーが多いものとされている。

そして気になる収益の面は、結論から言えば1週間で28万ドルを稼いでいると報告されている。SurveyMonkey社はGoogle PlayとApp Storeでは毎日4万ドルものお金が『Miitomo』につぎこまれていると指摘。その8割はApp Storeからのもので、2割がGoogle Playからのものとなっているようだ。毎日遊んでいるアクティブユーザーひとりあたりの課金平均は3~4セントとみられている。この課金額について同社は「Supercellから配信された『Clash Royal』などと比べると少ないと言えるが、カジュアルゲームとしては健全な課金額だ」とコメントしている。

SurveyMonkey社は「この流れを維持できるかが最大の懸念点であるが、数字を維持できるならば任天堂はすばらしい収益を得るだろう、だからこそKingやStorm8などといったモバイルの大手が彼らを恐れているのだ」と結論づけている。

[引用元:Automaton

好調な出だしのようですね。

任天堂の出すスマートデバイス向けアプリ第1弾という事で話題を呼んだわけですが、ひとまずは好調な推移を辿っているようで何よりというべきところでしょうか。まだ調査会社調べということで正式な発表は決算あたりに出てくる事が予想されますが、第1弾アプリとしてはまずまずな結果になりそうです。

また、一人あたりの平均課金が少なくなっているというのもポイントでしょうか。それが意味するのはDL数が多いという事になりますが、世界各国でDLされている事を見ると、任天堂としてのブランド力が効果を発揮した様にも見えます。もちろん、少額ながらに課金するに値する内容だったと判断した人たちがそれ相応にいたという事にもなりますが。

一方で、調査会社と同じく「この流れを維持できるかが最大の懸念点である」ことは揺らぎないわけで、どこまで継続して遊び続ける人がいるかが最大の焦点とも言えます。スマートデバイス向けのタイトルは、収益がなくなればサービス終了となってしまう可能性もあるだけに、どのようにやっていくのかはしかと見ておきたいモノはあります。

スマートデバイス市場への参入はかなり後発となる任天堂ですが、今後「Miitomo」以外のタイトルはどういった代物になっていくかも気になるポイントの一つになります。このまま、好調を維持しながら次なるタイトルへと進んでいって欲しい限りですね。

連載:気まぐれゲーム雑記 第1008回:米調査会社調べで「Miitomo」が1週間に28万ドルを稼いでいるそうですに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:米調査会社調べだけど、「Miitomo」が1週間に28万ドルを稼いでいるようだよーってなお話です。

しゃきーんさん:ふむ。とりあえずは順調ってことか。

しょぼーんさん:そーゆー事みたい。まぁ、内容からしてガッツリ稼ぐ系じゃないし、これはこれでいいんじゃない? サービス系のモノは、どれだけ勢いを維持できるかが勝負どころだから、今後のほうが課題だとは思うけどね。……ま、タイトルは今後も出てくるだろうし、暖かい目で見守りたいっすなぁ……。

しゃきーんさん:せっかく新市場へ打って出るわけだし、次のモノも成功して欲しいモンだな。

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